アンジ・ポステコグルー:ルートン・タウン戦を控えての記者会見2

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「あれは独特のミスだった。周りは『前例のないミス』と表現しており、私もそれに同意するが、それでもミスだよ。だから再試合の基準が個人のミスだとしたら、それだと年間に365試合も再試合が必要だと思うね」

ポステコグルーはフットボール界のテクノロジーに対してそれほど期待をしていないようだが、この競技からVARを廃止すべきかどうかを尋ねられた。

「私は今の形でいいよ。ただ、そのテクノロジーが我々の試合に対応できるとは思えないんだ。特に(反論は)ない。ゴールラインのテクノロジーに対しては完全にゼロだ。それは非常に重要なことだし、当然のことだが、我々のゲームにとって有効だよね」

「ただ、我々の試合は特殊だと思うし、審判に判定を説明してもらいたい人々がいるのは知っている。オー・マイ・ゴッドだ。マジかい?試合中に座って審判が試合のすべての判定を説明するのを聞くなんて想像できるか。私は日曜にフットボールのスタジアムに行くのが好きなんだが、アメリカン・フットボールで3時間半た。3時間半、あれを座って聞いてみようか?」

「つまり、審判のことだよ。誰が優れた審判であるかという尺度は、皆さんが気づきもしないような判定なんだが、我々は彼らをショーのスターにしようとしているんた。我々はスローモーションでイエローカードを分析している。選手として、そして指導者として、我々はそんなことをしている最悪の犯人なんだ。我々は誠実性(integrity)などについて話しているからだが、今夜のフットボールの試合を見て欲しい。どの試合でも、最初のスローインから、両チームがそれ(誤審)を訴えているはずだ。そこでそれ(誤審)があったとしても、『本当は相手ボールだから、相手にボールを渡そう』なんてことにはならないだろ」

「ただの人間の営みであり、我々はそれでやりくりしているんだ。それで何の問題もない。与えられた枠組みの中でやっていこうとしているが、現時点ではVARに関しては無くす方に向かうと思う…そそれを使えば使うほど、状況はさらに悪化すると思うんだよ」

「もともとは明白なミスのために使われていた。それが今はすべてに使うようだ。イエローカード、ファウル、コーナーキック、すべてが精査されている。これは我々のゲームではない。我々はラグビーではない。我々にはそのような中断はいらないよ」

「いつだって私がイングランドのフットボールで気に入っていたのは、このフットボールの熱狂的なスピードだったんだ」

「それは誰もが言ってたはずだ。プレミアリーグであり、イングランドのファーストディビジョンは、『ああ、とても遅くて重く、気が狂いそうなほどだ。イングランドのリーグではないなぁ』と垂れてた他のリーグとは違ったはずだよ。なぜ、 我々はそっちに向かおうとしているんだ?」

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