新しいセンターバックを補強するだけでなく、新しいミッドフィールダーの獲得にも動く可能性があるが、それはピエール・エミール・ホイヴィアの動向次第かもしれない。この夏、アトレティコ・マドリードへの移籍がかなり長い間取り沙汰されたが、スペインのクラブとの合意はまだ実現しておらず、ここ1週間、マンチェスター・ユナイテッドへの移籍の可能性も浮上していたデンマーク人の将来がどうなるかについては大きな疑問符が残っている。
もし彼がマドリッドに向かうことになった場合、スパーズはチェルシーのコナー・ギャラガーとの契約を試みる可能性がある。6月初めにfootball.londonが報じたように、クラブが興味を持っている選手であるこのイングランド代表ミッドフィルダーは、そのスタイルからポステコグルーのもとで活躍する可能性があるが、ロンドンのライバル間での契約は極めて稀だ。
余剰戦力の整理
スパーズがジョンソンとの契約をまとめることが重要であるのと同様に、余剰戦力の多くを放出することも重要である。現在の人数は控えめに言っても膨れ上がっており、クラブはプレミアリーグの登録メンバーリストに載る25人を確定し、その際にリストに載らない選手を出さないために放出を押し進める必要がある。
およそ3ヶ月前、新たな挑戦のためにトッテナムを離れたいと公言したウーゴ・ロリスは、今もクラブに残っている。スパーズはロリスがクラブ内で最も高額な収入を得ている選手の一人であり、今シーズン、プレーすることがないのであればその給料がクラブにとって負担となるため、早急に解決策を見つける必要がある。
セルヒオ・レギロンはマンチェスター・ユナイテッドへのローン移籍に向けてメディカル検査のためマンチェスターに向かう許可をクラブから得ており、最終日に退団が実現しそうだ。レッドデビルズの左サイドバックの問題により今週初めにオールド・トラフォードへの移籍に関して言及されたが、チェルシーのマルク・ククレジャのユナイテッド行きが話題となっていたものの、レギロンが現在は契約する方向に進んでいる。
前述したように、タンガンガ、ダイアー、サンチェスは全員退団の可能性があり、トッテナムが適切なオファーを受け取ればホイヴィアも退団する可能性がある。同じミッドフィールダーのタンギ・エンドンベレは、ポステコグルーの今後のチーム構想に含まれていないため、自身のキャリアを守るためにも移籍する必要がある。
