アンジ・ポステコグルー:リバプール戦を控えての記者会見2

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「なぜなら、若い選手としてのストレスの一部は、チーム内での地位を保つために本当に良いプレーをしなければならないと感じたり、全世界が観ている中でミスをしたら何か代償を払うことになるのではないかという恐怖からくるものなんだ」

「これは若い選手たちだけの問題ではない。我々全員が同じ船に乗っているんだ。我々は新たな冒険に出発しているが、うまくいかない可能性もある。だから我々全員が同じ気持ちなんだ。私も例外ではないよ。彼らにとって、もし最初の7試合を終えて我々が4勝ではなく2勝しかしてなければ、(会長は)今すぐ私にプレッシャーを掛けるはずだからね」

「それは私の(チーム内での)考え方ではないんだ。そんな狂った考え方はないよ。私はそんなことは気にしない。それが我々のやり方なんだ。我々はこの道を進んで成功するつもりで、私はその枠組みを提供しようとしている。だから少なくともその不安は解消され、選手たちは自分らしくプレーできるようになるはずで、あとは本人たち次第だよ」

「保証はない。パフォーマンスが落ちたら、もちろんよいプレーができないだろうが、若い選手たちが結果をあまり気にかけすぎず、自分らしくあることに集中するのに役立つと思うよ」

また、ポステコグルーは経験豊富な選手たちを登用し、今シーズンここまでプレミアリーグで2番手のゴール数を記録しているソン・フンミンはクラブのキャプテンに任命されている。

土曜日に対戦するリバプールのユルゲン・クロップは、かつて「ソンの獲得を逃したことはキャリア最大のミスの一つだった」と語った。ポステコグルーは、ソニーにとって何が変わったかを問われると、昨シーズンが韓国人アタッカーにとって最高のシーズンではなかったと感じた理由を説明した。

「ソニーに関して言えば、フェアに言えば、彼自身もそう言って通り、昨シーズンは100パーセントの状態にあったとは思えないが、それも彼の特徴なんだ。もし前向きにプレーするように求められれば、彼はそれを成し遂げて全力を尽くすだろう」

「おそらくそれが何よりも彼の調子に影響を与えたと思うよ。昨年はワールドカップの影響で、多くの選手にとってちょっと特殊なシーズンだった。トップ選手にとっては多くの点で普通のシーズンではなかったと思う」

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