アンジ・ポステコグルー:シェフィールド・ユナイテッド戦を控えての記者会見2

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ただし、ヌーノ・エスピリト・サントもプレミアリーグの月間最優秀監督賞を受賞し、その2ヶ月後にトッテナムから解任されたことがあるため、現監督がスパーズでのハネムーンを楽しめているかは聞くべきではない。

「あなたは結婚してるかい?あなたのハネムーンがどのようなものだったのかは知らんが、私の場合は、シーズン開幕の前夜にこのフットボールクラブ史上で最も偉大な選手を失ったんだよ。私は選手たちをこのハネムーンを堪能しようとに躍起になっていたが、 満身創痍だったんだよ、相棒。私のハネムーンはそんなものではなかったんだ」

「私のハネムーンは、かなりリラックスしてストレスがなく、とても楽しかったよ。28年間、監督としての落とし穴を経験して、私はよく知っているんだ。信じて欲しい。すべてが順調に進むだろうらっかんして、なんだか浮わついているような気分だろうと思うかもしれないが、私が目を大きく見開いてこの挑戦に取り組んできたんだ」

「しかし同時に、このような称賛が起こっているのには理由がある。人々は単に善意からそうしているのではなく、明らかに自分が見ているものに感銘を受けているからなのだろうし、私はそれを否定するつもりはない。それこそが我々がやろうとしていることであり、サポーターが興奮し、人々が話題にしているフットボールクラブを作ろうとしているんだ。その方向へ進むための励ましとして受け取るつもりだが、私はそれでてんぐになることはない。本当に一生懸命に働いたんだよ、相棒。とてもタフな時間だったし、ハネムーンなんてとんでもないよ」

それでは、新婚のポステコグルー夫妻にとって、実際のハネムーンはどのようなものだったのだろうか?

「妻とは素敵なヨーロッパ旅行をしたよ。パリを少し、ヴェネチアを少し、アテネを少し訪れたね。妻が荷物を失くしたので、荷物を取りに行かなければならなかったのだが、とにかく荷物が戻ってきた。費用はかかりました。幸運で、素晴らしかったよ」

職場環境を素晴らしいものにして自身やチームが最適なレベルでパフォーマンスを発揮できるように、常にポステコグルーは周囲のあらゆるものを調整することに努めている。

「私のキャリアを通じて物事は順調に進んできたし、多くの成功を収めてきたが、そのすべてを通して私はただ一つのことに集中してきた。それは『チームが私が望むフットボールをしているか、私が望む方法でトレーニングをしているか?』、『環境は私が好むものであるか?』だ」

「それが、短期的なことに関係なく、私が常に注目していることなんだ。結果が出ていない場合でも課題があるかもしれないし、結果が出ている場合でも私の態度や気質は平等で、同じようににそれに対処している」

「レーダーは常に働いている。物事がうまくいっていないときは、選手たちが正しい方法で反応するかどうか、ここで何か我々に欠けているものがないか。そして物事が順調に進んでいるときは、我々は限界に達しているかどうか、ある種の自己満足になりつつあるのかを見極める必要があるからだ。そこは揺らぐことのない私にとってのシナリオなんだよ」

「この競技に長く携わっている人なら、極端になりすぎないという点で同等の尺度で扱う必要があることをある程度知っているだろう。それらに対する反応が何らかの形で変化し、一緒に仕事をしている人々や周りにいる人々もその流れに従う傾向がある」

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