ブラックバーンの値上げ戦略が裏目に – 今週からアシュリー・フィリップスの獲得は格安で実現可能に

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イングランド人の若手ディフェンダーはローヴァーズがその要求額をほぼ2倍に釣り上げる前は、スパーズに最大500万ポンド相当の移籍金で合意する予定だった。しかし、スパーズはこれから200万ポンドで獲得することが可能になる。

Evening Standard/Dan Kilpatrick

トッテナムは、契約解除条項が適用される今週末までに、ブラックバーンのセンターバック、アシュリー・フィリップスの移籍を完了する予定だ。

先月、スパーズは300万ポンドと出来高で200万ポンド、最大で総額500万ポンドとなる取引でローヴァーズといったん合意し、フィリップスはメディカル検査のためにロンドンに向かった。

しかし、ローヴァーズは、今週金曜のチャンピオンシップの開幕前夜に200万ポンドの契約解除条項が有効になる前に、フィリップスの争奪戦が起こることを期待して、要求額を950万ポンド(500万ポンド+出来高450万ポンド)に引き上げた。

しかし、その間にスパーズへの移籍を決意しているとされる18歳のフィリップスに名乗りを上げたライバル・クラブは出てこなかった。

ローヴァーズは依然として、クラブでの出場試合数や代表での出場試合数に絡めた出来高を契約に盛り込むことを望んでおり、最終的にはスパーズがU-19イングランド代表ディフェンダーに約650万ポンドを支払うことになる可能性がある。

わずか12ヶ月前にチャンピオンシップデビューを果たしたばかりのフィリップスは将来有望な若手であり、昨シーズンはリーグ戦で8試合に出場した。彼が加入したとしても、スパーズがこの夏に少なくとも1人のセンターバックの補強を狙う動きに影響を与えることはないと予想されている。

ところで、トッテナム・ホットスパー・サポーターズトラスト(THST)は、8月19日に行われるマンチェスター・ユナイテッドとの今シーズン初のホームゲームの前に、チケット価格の値上げに抗議するようファンに呼び掛けた。

THSTは新シーズンのチケットの値上げを完全に取り消し、増額しないというクラブの経営陣からの決定を望んでいる。

THSTは声明で次のように綴っている。

「これらの値上げに反対しなければ、今後さらに値上げが起こると考えている」

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