ウーゴ・ロリスの退団が迫る – トッテナムは前キャプテンの移籍を巡りラツィオと交渉中

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スパーズは、ノースロンドンで11年間の長期にわたり貢献し、この夏に新たな挑戦を求めているベテラン・ゴールキーパーの移籍交渉において、ある程度の移籍金を得たいと考えている。

Evening Standard/Dan Kilpatrick

トッテナムは前キャプテンのウーゴ・ロリスの移籍を巡りラツィオと交渉を行っている。

スパーズは理想的には、昨夏に合意した2年契約がまだ1年残っているロリスの移籍である程度の移籍金を得ることを望んでいるが、イタリアのクラブはフリーでの移籍を認めるように要求している。

36歳のロリスは、昨シーズンの終わりに11シーズンを過ごしたトッテナムを退団し、新たな挑戦をしたいと明かした。

今シーズンの開幕戦でのスパーズは、イタリア人ゴールキーパーのグリエルモ・ヴィカーリオがロリスに代わってゴールマウスを守り、ソン・フンミンがクラブ・キャプテンに就任した。

ロリスは、プレシーズンのオーストラリア、タイ、シンガポールを巡るツアーから外れた選手の中で、唯一の体調に問題のない選手で、新監督のアンジ・ポステコグルーはこのフランス人がロンドンに残ることに合意していた。週末のブレントフォード戦で、ロリスは招集メンバーにも入っておらず、若手のブランドン・オースティンがベンチ入りし、ヴィカーリオの控えを務めていた。

ワールドカップを制覇した元フランス代表のキャプテンは、昨冬のカタールでのワールドカップで準優勝に終わった後にフランス代表を引退。447試合に出場したスパーズでは、最後の試合が6-1の屈辱的な敗戦となったニューカッスル戦となる見込みだ。なお、その試合でロリスは開始から21分で5失点を喫した後、クリスティアン・ステッリーニによってハーフタイムに負傷で交代をとなった。

ハリー・ケインが先週バイエルン・ミュンヘンへ去った後、ロリスの退団による守護神の交代は、もう一つの重要なマイルストーンとなるだろう。

ロリスはキャプテン、ケインは副キャプテンだったが、ポステコグルーは新たなリーダー・グループとして、ソンをキャプテンに、ジェームズ・マディソンとクリスティアン・ロメロの副キャプテンに指名した。

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