ハリーが残るかもしれないと多少は思っていましたか?
私がフットボール・ビジネスに関わっている限り、選手本人が決めてなければ、クラブはお互いに話し合うことはないよ。我々はヴォルフスブルクとミッキー・ファンデフェンの交渉をして、その後に本人が我々のところに来たいかどうかを確認したりはしない。そういったことはすべて決まっているんだよ。
初日にハリーと会話をしたが、率直で正直だったし、私も同じだった。そこでの会話から、クラブが同意すれば、特に開幕戦の前であれば、彼は移籍するという決意を固めていたことがわかった。そうなることを私自身も望んでいたよ。
これまでにこの結末以外に何か別の選択肢があると感じさせたことは何もなかったね。これらのことはどれも単独で起こっているのではなく、誰もが起こっていることをしっかりと把握していたので、私の見解では、ハリー、クラブ、または他の誰からも、彼のそのスタンスについて何か変化があったことを示唆するものなかったよ。
ジェームズ・マディソンはハリーの穴の一部を埋めることになるでしょうか?
彼は我々が最初に着手した移籍取引の一つだった。彼は移籍できる状況で、我々はここで何を構築する必要があるかを分かっていたので、このグループに彼を加えることに本当に興奮したんだ。そして繰り返しになるが、ハリーの退団によって、かなり多くのゴールを失ってしまうことになるのだから、それを1人の選手で置き換えることはできないことは分かっている。クラブの補強が必要なエリアは、ゴールへの貢献における中盤の脅威であり、それがマダーズが関与してくれるゴールとアシストだ。
ハリーがいなくなり、すべてのゴールが彼とともに去っていくということを報道するつもりなら、マダーズがどのような貢献をしてくれるかについても広めてもらう必要がある。彼は入団から素晴らしく、絶好調だよ。試合だけでなく、トレーニングでも、クラブへの溶け込み方でも、我々求めるフットボールのプレースタイルの発展においてもだ。
ファンを団結させることはできますか?
私はおそらく監督の一般的な印象を裏切っていると思うが、我々は皆、いつまで経っても楽観主義者なんだ。そうでなければこの役割は果たせないんだよ。『お前には無理だ』と言う人がたくさんいるだろう。成功できると信じて挑戦しないなら、成功をもたらすのは意味がないんだ。
私はこの挑戦の巨大さについて幻想を抱いていないが、ここで何かを達成できるだろうと強気だよ。サポーターに関しては、彼らには自分の望むように感じる権利があると私はずっと言っているんだ。彼らの間に否定的な意見がある場合、それを好転させるのが我々次第だ。それは彼らの役割ではない。
彼らは自分たちのフットボールクラブに対して常に信頼を持っているだろうが、我々のようにこのクラブを代表する人間について言えば、クラブ内での取り組みによって彼らに証明できるかどうかは、我々次第だ。日曜日は我々にとってそれを始動させる機会であり、彼らサポーターが選手たちに与えてくれるエネルギーは我々にとって非常に大きなものになるので、そのポジティブな気持ちが次のホームゲームにつながることを願っているよ。