トッテナムがマノル・ソロモンを獲得した背景と、今後も同様の補強が続く可能性…

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そこから徐々に自信とフィットネスを取り戻し始めたソロモンは、試合終盤に疲弊した守備陣を脅かすため、フラムのマルコ・シウバ監督がベンチからピッチに送り出し始めた。

ソロモンは2月中旬から3月上旬にかけて5試合連続でゴールを決め、そのうちの2~3ゴールは見事なカーブを描いたものだった。彼は、リバプールからトッテナムに移籍する数年前の1992年にロニー・ローゼンタールが成し遂げて以来、3試合連続でプレミアリーグでゴールを決めたイスラエル人となった。

このゴールラッシュの後にもレギュラーにはなれなかったが、フラムとシルバはソロモンの獲得を望んでいた。そこにスパーズが参戦してきたのだ。

ソロモンはトッテナムにとって、エンポリから1700万ポンドで獲得したグリエルモ・ヴィカーリオ、レスターから4000万ポンドで獲得したジェームズ・マディソンに続く、この夏3人目の新戦力となる。クラブはまた、デヤン・クルゼフスキとペドロ・ポロのローン移籍を、それぞれ2570万ポンドと3440万ポンドで完全移籍にした。

スパーズは常に2つの目的を持って移籍マーケットを迎えている。まず、優先ターゲットであるゴールキーパー、センターバック2人、攻撃的ミッドフィルダー、そして若いウインガーの補強だ。そして2つ目の目的は、トップチームにいずれ定着できるポテンシャルを持った若手のスター候補を見極め、他クラブを出し抜いて静かに確保することだ。

また、移籍マーケットには3つ目の目的も生まれうる。それは、他クラブから魅力的なオファーを受けて不意に退団する主力選手の代わりを探すことだが、現状、チームの選手層は薄い。例えば、ピエール・エミール・ホイヴィアが契約を2年残してこの夏に退団した場合、スパーズはその後釜となるセントラル・ミッドフィルダーを探すことになるだろう。

最初の目的である優先ターゲットとしてヴィカーリオとマディソンはやってきた。フリーではあるがソロモンは若いウィンガーの補強としてチーム戦力を厚くする役割を担うだろう。センターバックについて、スパーズはバイエル・レバークーゼンのエドモン・タプソバ、ヴォルフスベルクのミッキー・ファンデフェン、そしてフラムのトシン・アダラビオヨに強い関心を持っている。クラブは昨シーズンにプレミアリーグだけで63失点を喫したディフェンスを強化する必要がある。

バルセロナのジョアン・ラポルタ会長は今週、トッテナムとの間でクレマン・ラングレの完全移籍で合意に達する見込みだと語った。スパーズがこのフランス人ディフェンダーを呼び戻すボタンを押すかどうかは、現時点では未定だが、彼が夏のセンターバック2枠のうちの1枠を埋める可能性があるのは明らかだ。3人目のディフェンダーの獲得がありうるかは、何人が退団するかによって決まるだろう。

副次的な目的である若手選手の獲得に関しては、移籍マーケットの残り2ヶ月弱の間に、さらなる動きがありそうだ。若いタレントを静かに確保し、ローン・バックで移籍金を抑えて成長を続けるというやり方だが、最近の例では、当時ティーンエイジャーだったパペ・マタル・サールとデスティニー・ウドギをそれぞれメスとウディネーゼから獲得したのがあげられる。

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