トッテナムは、ブラックバーンが天才ディフェンダー、アシュリー・フィリップスにブラックバーンが945万ポンドという巨額の移籍金を要求したことに唖然としている。
Sun/Alan Nixon
スパーズは、わずか200万ポンドのバーゲンセールでこの18歳のセンターバックと契約できるだろうと考えていた。
しかし、ブラックバーンの経営陣は、この若手ディフェンダーの移籍に望んでいる並外れた移籍金の額が明らかになった。
ローバーズは、500万ポンドを即時払い、残りは今後2年間で分割払いする移籍金を要求している。
ブラックバーンはフィリップスが新クラブで先発した場合に15万ポンド、規定の試合数の出場した場合に合計10回（最大80試合）の出来高を希望している。
つまり、フィリップスがスパーズのアンジ・ポステコグルーのチームでレギュラーになれば、移籍金は最大で650万ポンドに上昇することになる。
それに加えて、フィリップスはスパーズのプレミアリーグの試合の半分以上に先発出場した場合、最初の2シーズンでさらに25万ポンドを支払うことになる。さらにクラブがヨーロッパの大会への出場権を獲得し、そこで試合の50パーセントに出場した場合にはさらに2シーズンで25万ポンドを支払うことになる。
可能性は低いが、フィリップスがプレミアリーグまたはチャンピオンズリーグで優勝したメンバーの一員となった場合には、ブラックバーンに50万ポンドを支払うることになる。
フィリップスはローバーズでチャンピオンシップにわずか5試合しか先発出場していないが、イングランドでは同年齢で最高のディフェンダーと評価されており、U-19イングランド代表のレギュラーでもある。
そのためブラックバーンは、上の世代のイングランド代表に出場した場合にさらに145万ポンドが支払われるべきだと要求している。
その1つ目は、フィリップスがU-21イングランド代表の試合に先発出場した場合で5万ポンド。さらにフィリップスがスリー・ライオンズの試合に先発出場した場合、20万ポンドの支払いを要求している。
それに加えて、フィリップスが5キャップを獲得するたびに、ブラックバーンには40万ポンドが支払われる出来高を要求している（最大15キャップ）。
つまり、フィリップスがイングランド代表のレギュラーになれば、移籍金は120万ポンドも上乗せされることになる。
その上でブラックバーンはフィリップスが次に移籍した場合、17.5％という多額の売却条項さえ要求している。
