間もなくプレシーズンのトレーニングに帰ってくるストライカーは、その未来を決めるべく新監督と直接会談の予定だ。
Telegraph/Matt Law
トッテナム・ホットスパーに残ることで週給40万ポンドを稼ぐことができるハリー・ケインは、新ヘッドコーチのアンジ・ポステコグルーとの初対面に向けて準備を進めている。
ポステコグルーは、水曜日にプレシーズンのトレーニングに復帰する前に、ケインの将来についてクラブから何の保証も受けていないと認めた。
バイエルン・ミュンヘンは今夏ケインと契約したいと考えているが、トッテナムのダニエル・レヴィ会長は29歳のケインと新契約を結ぶ希望を捨てていない。
ケインは契約を延長する意向を示していないが、延長する場合にはトッテナムが週給40万ポンドを支払う用意があるとTelegraph Sportは理解している。
しかし、ケインが金銭面を理由に決断する可能性は低く、ポステコグルーはケインにトッテナムをヨーロッパの舞台に戻し、クラブで成功を収めることができると説得する必要がある。
ケインの将来についてレヴィから何らかの保証を得たか尋ねられたポステコグルーは次のように語った。
「私には何の保証もないし、何も期待しないよ。この種のことに取り組んでいるとき、人生の何事においても、明確なことや確実なことなどないのだからね」
「それが私の性分なんだ。私はただそれにしたがって、今知っていることに集中するまでだ。今私が知っていることは、ハリーはこのチームの一員であり、トレーニングに戻ってこれらの選手たちの中に加わって一緒に働き始めることを楽しみにしているということだ」
バイエルンはケインがドイツへの移籍に前向きであると信じており、トーマス・トゥヘルがすでにイングランド代表キャプテンと話をし、共にチャンピオンズリーグを優勝できると伝えたとの報道もある。
しかし、ポステコグルーはケイン本人との会談を前に、バイエルンの動きに関心を持つことを拒否した。
「迷惑だと言ったら誤解を招くだろう。気にしてないよ。私はいつも、自分の目を通して状況を理解しようとするほうがずっと良いと信じているからね」
「私にとって、今頭の中にあるのは、ハリーが休暇中で、サンベッドで家族と遊んで楽しい時間を過ごしているということだ。何か他のことが起こっているなら、私はそれについて考えないよ。そうしない理由は、彼は2日以内にここに来て、私が知る必要があるすべてが私の目の前に座ることになるからだ」