ダビンソン・サンチェス、エリック・ダイアー、ジョー・ロドン、ジャフェト・タンガンガといった選手たちが開幕戦を迎えてもまだクラブに残っていれば、ポステコグルーは誰をベンチ入りさせるかの決断を迫られることになる。サイドバックに関しては、エメルソン・ロイヤルとペドロ・ポロが右のオプションとなり、デスティニー・ウドギとベン・デイヴィスが左の選択肢となる。
レスター・シティから4000万ポンドの移籍金でマディソンが加入したことで、リリーホワイツは中盤が大幅に強化された。とりわけこのイングランド代表ミッドフィルダーのゴールとアシストの実績は目を見張るものがある。ロドリゴ・ベンタンクールは2月初旬に負ったACLの怪我から完全復帰を目指しているがしばらくは離脱となるが、ポステコグルーにはイヴ・ビスマ、オリヴァー・スキップ、パペ・マタル・サール、ピエール・エミール・ホイヴィアら多くの選手を擁している。
古巣であるアタランタでは背番号8の役割を任された経験を持つクルゼフスキも、ミッドフィルダーとして起用される可能性がある。しかし、ポステコグルーは、このスウェーデン人が前線の右のワイドでより貢献できることを考えるかもしれない。
前線の右のポジションで、ソン・フンミンはリシャルリソンよりも優位にあるため先発が予想される。ハリー・ケインがブレントフォード戦の頃にまだトッテナムの選手であることが望まれる。ルーカス・モウラとアルノー・ダンジュマが退団したため攻撃のオプションが必要な新シーズンに向けて、マノル・ソロモンはノースロンドンのクラブと長期契約を結び、そのオプションとなりそうだ。さらにブライアン・ヒルもローンで放出されない限り、まだこのクラブにいるだろう。
理想的なブレントフォード戦の招集メンバー
ゴールキーパー:ヴィカーリオ、フォースター
ディフェンダー:エメルソン、ポロ、ロメロ、タプソバ、ファンデフェン、ダイアー、デイヴィス、ウドギ
ミッドフィールダー:ビスマ、ホイヴィア、スキップ、サール、マディソン
アタッカー:クルゼフスキ、リシャルリソン、ソン、ソロモン、ケイン