続いてプレミアリーグへのステップアップについての質問があり、ポステコグルーはその答えの中で、セルティックの監督になるのは簡単なことではないと明言した。
「スコットランドに移ったときも同じような疑問を持ったが、私はワールドカップやさまざまなリーグでコーチをしてきた。正直に言うと、どの課題も同じだと思う。それは、自分が戦っているリーグとの相対的なものだからね。私は、これまでにやってきた他の仕事と比べて、これが簡単だと思って仕事に就いたことはないよ」
「これは間違いなく大きな挑戦になるだろう。しかし、セルティックでも大きな挑戦だった。スコットランドではセルティックなら1位か2位で終わるだろうと言われているのは知ってるが、セルティックにとって2位は最下位なんだ。そうなったら私は仕事を続けられない」
「首位に立たなければならないんだ。だから、外部の考えが何であるかに関係なく、そこには要求が存在する。そして、それは単に勝つことだけではなく、それをどのように成し遂げるかが重要なんだ」
これまでのトッテナムのヘッドコーチは、怪我のニュースに関して常に明確な情報を提供しているわけではなかった。特にクリスティアン・ステッリーニは、相手が有利な情報を出すのを防ぐために、試合前には負傷者の情報を隠すことに注力していた。このイタリア人が負傷した選手を記者会見室の窓から見える位置で元気にランニングさせて、記者たちに幻想を抱かせることを期待してしまうほどに。
ポステコグルーは、ロドリゴ・ベンタンクールとともに金曜日に出発するツアーのメンバーからフレイザー・フォスターが外れることをキッパリと伝えたが、その他にもジェド・スペンスとトロイ・パロットが帯同しない可能性があり、さらに、ライアン・セセニョンの手術は成功し、長らく苦しめられたハムストリングの問題からこれで完全に開放されることが期待されている。
プレミアリーグのシーズンが始まってから喧騒の中で、このオーストラリア人が最新の負傷者に関するニュースをどれだけ明確に伝えてくれるかは、まだどうなるかはわからなそうだ。
また、選手たちがこの新指揮官のプランに適合し、ボスにすべてを捧げれば、心機一転して取り組むことができるだろうという感触もあった。
それはタンギ・エンドンベレにも当てはまるかもしれない。彼はリヨンに巨額に移籍金を払って獲得して以来、クラブでの5度目のプレシーズンを迎え、今度こそは強い第一印象を残したいと考えている。
「タンギは良かったね。彼はトレーニングに熱心に取り組んでいるが、公平を期すために言うと、彼らには他の選択肢はない。繰り返すが、私は物事を自分が見たとおりに受け取るよ。私にとって、彼は明らかに非常に才能のあるフットボール選手であり、昨年セリエAで優勝したチームの一員であり、その文脈の中で、彼をここに迎え、グループの一員にできることを嬉しく思っている」
「それが長期的に何を意味するか、これについても明確には立ち入らないが、その多くはチームがどのように形成されるか、そして彼がどのように形成されるかに依存するからだ。彼はこれは自分には向いていないと判断するかもしれない。まだわからないよ」
「先ほども言ったが、私がこれまで所属してきたグループは、方向性や物事のやり方の変化を受け入れるのがとても上手だった。先ほども言ったように、他の全員が合流したら、全員がどのように取り組むかによって、誰がチームに残り、誰がチームから外れるのかについての決定がそこから行われ、それを見極めていくのが素晴らしいことなんだよ」