このオーストラリア人指揮官がホットスパー・ウェイで正式に仕事を始めるのは土曜日だが、すでにトッテナムの選手たちの間で存在感を示している。
football.london/Alasdair Gold
アンジ・ポステコグルーがホットスパー・ウェイの門をくぐるのは土曜日で、トッテナムでの公式な仕事始めとなるが、彼はすでに選手たちにインパクトを与えている。
57歳のポステコグルーは、今週末から新しいコーチング・スタッフやポスト・シーズンに代表招集を受けなかった選手たちとともに、エンフィールドにあるトレーニング施設でプレシーズンをスタートさせる。しかし、セルティックからのやってきて以来、彼はすでに何度もこのトレーニング施設に顔を出している。スパーズとの契約の後、彼に会った何人かは、新ヘッドコーチと短いながらも温かい会話をしたと話し、権威からにじみ出るオーラを感じたと評している。
金曜日にポステコグルーはローズ・クリケット・グラウンドでアッシュ(クリケットのイングランド代表とオーストラリア代表の対抗戦の呼称)を楽しんでいた。このオーストラリア人はその表現力が非凡である。多くの言葉を使うわけではないが、彼が口にする言葉はやる気を起こさせるものであり、多くの場合インスピレーションを与えてくれる。
「監督と話すことはとても重要で、彼がどうしたいのか少し未知数な部分もある。だからこそ、監督ときちんと話をして、彼の考えや今シーズンのスパーズをどうしていきたいのかを聞くことができたんだ」
今週、4000万ポンドの移籍金でスパーズにやってきたジェームズ・マディソンはそう語った。
「彼は電話で僕に一言、こんなことを言うのを気にしないでほしいのだが、『君が来るか来ないかにかかわらず、私のもとではまったく違うスパーズのチームを見ることになるだろう』と言ったんだよ。監督のその言葉に感銘を受けたんだ」