夏の移籍マーケットを経てアンジ・ポステコグルーが作り上げる来シーズンのトッテナムのチーム戦力を展望した。
football.london/Rob Guest
トッテナムは夏の移籍マーケットで極めて活発であるべきで、ダニエル・レヴィ会長はこのチームが再び頂点に挑戦するためにやらなければいけないことが山積である。1年前に2022年5月のチャンピオンズリーグ出場権を獲得してから、進歩することに失敗し、8位という残念な結果に終わったスパーズは、ライバルがこぞって補強する中、移籍マーケットで立ち止まっている余裕はない。
トッテナムは多くの新戦力を獲得する必要があるだけでなく、新時代を迎えるにあたって重要な変化をもたらすために、多くの現有戦力を放出しなければならない。英国時間の9月1日(金)の午後11時に移籍マーケットが閉まる前に、アンジ・ポステコグルー、新たなフットボール・ディレクター、そしてレヴィが対処しなければならないことが本当にたくさんあるのだ。
では、ポステコグルーが作り上げた9月時点でのトッテナムのチーム戦力25人は、いったいどのようになっているだろうか?
GK:ラヤ、フォースター、オースティン/ホワイトマン
ウーゴ・ロリスの移籍が確実視されるトッテナムは、新シーズンに向けてゴールキーパーを強化しなければならない。ダビド・ラヤは、トッテナム・ホットスパー・スタジアムでフランス人の後釜となることが期待されており、レヴィがブレントフォードの要求額4000万ポンドを下げることができれば、非常に優れた補強であることが証明されるはずだ。
優れたシュート・ストッパーであり、足元でのボールさばきが巧みなこのスペイン人は、若い頃にブラックバーン・ローバーズに入団しているためホームグロウンとして扱われている。フレイザー・フォースターが控えに回る。ブランドン・オースティンかアルフィー・ホワイトマンのどちらかが3番手となり、もう一人はローン移籍することになるだろう。
DF:エメルソン、ポロ、スペンス、ロメロ、ラポルト、グエイ、ラングレ、デイヴィス、ウドギ
トッテナムにとってセンターバックは今夏の優先補強ポジションであり、クリスティアン・ロメロと同じレベルの戦力を獲得しなければならない。出場時間の不足からマンチェスター・シティからの移籍が実現する可能性もあるアイメリク・ラポルトは、補強が実現すればトッテナムのバックラインを即座にアップグレードしてくれるだろう。