オーストラリア人の新ヘッドコーチとノースロンドンのクラブは、トッテナム・ホットスパーのコーチング・チームを作り上げるために慌ただしく動いている。
football.london/Alasdair Gold
アンジ・ポステコグルーは、トッテナム・ホットスパーの新体制のバックルームスタッフに、新たに一人のコーチを加えた。
先週金曜、57歳のオーストラリア人とライアン・メイソンが会談を持った。この若きコーチは、他クラブから正式な監督招聘の関心にもかかわらず、コーチング・チームの一員としてクラブに残るというオファーを受け入れたと、football.londonは日曜日に報じた。
現在、ポステコグルーのコーチング・スタッフには、かつてレスターやセルティックのアシスタント・マネージャーを務めたクリス・デイヴィスも加わることが分かっている。
この38歳のコーチは、スウォンジーのヘッドコーチになる可能性や、長く共に働いたブレンダン・ロジャースとセルティックに戻る可能性もあると見られていた。しかし、ワトフォード出身のこのコーチは、ノースロンドンに向かうようだ。
レスターでデイヴィスのもとでプレーしていたジェームズ・マディソンとハーヴェイ・バーンズにもスパーズが強い関心を持っているとfootball.londonは理解しているが、クラブ関係者はこの2人に対する獲得への動きは時期尚早であると明かしている。
また、新天地に向かうたびに自身のコーチ陣を入れ替えてきたポステコグルーは、セルティックのコーチであるジョン・ケネディとギャビン・ストラカンを、彼のこれまでの実績を変えて引き抜きたい意向を持ち続けている。一方で、スコットランドのクラブはこの2人を引き留めるつもりだ。なお、グラスゴーでのもう一人のコーチであるハリー・キューエルの引き抜きは、今のところないと見られている。
また、トッテナムは、長年カルロ・アンチェロッティのアシスタントを務めてきたポール・クレメントを招聘する可能性もあり、さらに、昨シーズンの終盤にスパーズのコーチに復帰して高い評価を得たマット・ウェルズがクラブに留まる可能性も指摘されている。
この34歳はトッテナムのレジェンドであるクリフ・ジョーンズの孫であり、スコット・パーカーがフラムの監督に就任した際にそのアシスタントとなる前は、スパーズのアカデミーでコーチを務めていた。
そして昨シーズン、ライアン・メイソンが暫定監督に就任した際にクラブに戻り、彼のアシスタントを務めていた。パーカーはレスターでの監督就任が噂されており、それが実現した場合はウェルズを連れてくる可能性もある。