ベン・デイヴィスがライアン・メイソンのシンプルなメッセージとペドロ・ポロへの評価を明かす

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ベン・デイヴィスが、ライアン・メイソンがヘッドコーチに就任してからトッテナムの選手たちに送ったシンプルなメッセージと、ペドロ・ポロへの評価について口を開いた。

ベン・デイヴィスは、クリスティアン・ステッリーニの後任としてライアン・メイソンが指揮を執り始め、チームにシンプルなメッセージを与えたことを明かした。成績不振によってチャンピオンズリーグ出場権争いから脱落したトッテナムは、この31歳の指揮官に3シーズンぶり2回目の指揮を託すことになった。

マンチェスター・ユナイテッドと引き分け、リバプールとのアウェーゲームでは終了間際まで続いた激闘の末に敗れたが、土曜日にはメイソンの指揮が冴え渡りクリスタルパレスに1-0で勝利した。

デイヴィスは、かつてのスパーズのチームメイトであるメイソンが「ボールを持っているときはしっかりとプレーし、ボールを持っていないときは引き締める」ことをチームに求めていることを明かし、これまでの浮き沈みの多かった試合展開に終止符を打ち、来シーズンの欧州戦出場を確保を目指していると語った。

「今は簡単な状況ではないよ。ここから試合数が限られているし、彼が指揮を執り始めて、状況を一変させ、自分のやり方を導入するのは難しいんだ」

「でも、ボールを持っているときはできる限りしっかりプレーをして、ボールを持っていないときは引き締める必要があるという明確なメッセージが送っているんだ。基本的なことだけど、それが僕らのトレーニングで取り組んでいることで、試合でのやり方になる。ライアンは、僕らがそれを実行できるという信念を植え付けてくれたんだ」

メイソンが就任後の何度かの記者会見で強調したのは、チームとトレーニング・ピッチで過ごす時間が少ないということだった。リバプールでの4-3の敗戦の後、先週はミッドウィークに試合がなかったため、メイソンは選手たちとともにホットスパー・ウェイで充実した1週間を過ごし、それがパレス戦での勝利につながった。

「トレーニングピッチで取り組む時間があればいいんだけど、特に今シーズンのスケジュールを考えると、ピッチで多くの日数を過ごすことはあまりないからね」

「今は1週間のうち2~3日を実際に陣形のアイデアを出し合って、何がうまくいって何がうまくいかないかを確認し、ピッチで最高の自分たちの力を見せられるようにしているんだよ」

パレスのマイケル・オリーセ、ウィルフレッド・ザハ、エベレチ・エゼの攻撃の脅威を無効化しようと試みたメイソンは、パレス戦の前に、チームの陣形を整えることが極めて重要だと考えた。ボールを持っていないときは4バック、ボールを持っているときは3バックの陣形を整え、デイヴィスは4バックでは左サイドバック、3バックでは高い位置に上がってウイングバックとしてプレーした。

「それがハマったね。この試合では、それを実践したんだよ。僕らはかなり盤石だったと思う。今日は相手に決定的なチャンスを与えなかったね」

「これまでは実際にゴールを決めることはできても、その分、失点してしまっていたんだ。ボールを持っているときはこれまで通りで、ボールを持ってないときはこれまでとは違う方法でやろうとしたのがうまくいったと思うよ」

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