トーマス・トゥヘルがトッテナムとの会談を控えたところでバイエルン・ミュンヘンから連絡が入ったことを示唆

バイエルン・ミュンヘンの監督に就任したトーマス・トゥヘルは、ここ数日間のスケジュールを明かし、そこでトッテナムがトゥヘル招聘のチャンスを逃していたことを示唆した。

ユリアン・ナーゲルスマンの後任として、ドイツ王者から2年半の契約で新監督に就任したトゥヘル。バイエルンはブンデスリーガで首位と1ポイント差につけ、チャンピオンズリーグ準々決勝に進出を決めているだけに、衝撃的な人事の動きとなった。

スパーズは、アントニオ・コンテの解任を間近に控えている。コンテは1週間前、「自分勝手なな選手たち」に対して、勝利への貪欲さや個々のモチベーションに疑問を投げかける、驚嘆の非難の言葉を吐いている。

コンテは月曜日の朝からイタリアに滞在しているが、バイエルンはスパーズがトゥヘルにアプローチすることを察知し、前夜にナーゲルスマンの解任を決定し、火曜日にトゥヘルと接触を開始したようだ。

トゥヘルは、土曜日の就任お披露目会の席で記者団に対して次のように語った。

「事態は急速に進んだんだ。このタイミングは意外で、予想もしていなかったし、事前に連絡もなかったよ。私は海外（英国）でキャリアを続けるものと思っていたね」

「最初の連絡は火曜日の夕方だった…私にとって最高の解決策だったよ」

「火曜日の夕方、私はチーム戦力について考え始めていた。イングランドでもパリでも、バイエルンは非常に高く評価されていた。誰もバイエルン・ミュンヘンと対戦したがらないほどにね。クラブの大きさ、強さは議論の余地がないほどだ」

スパーズは現在、トゥヘルの前任者であるナーゲルスマンの招聘に興味を示しており、コンテの退団後のプランに取り組むと見られている。

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