マルコ・サヴォラーニ、ジャンニ・ヴィオ、ステファノ・ブルーノ、コスタンティーノ・コラッティがスパーズに残り、監督代行のクリスティアン・ステッリーニを支えることになる。
Evening Standard/Dan Kilpatrick
ジャンルカ・コンテは、兄のアントニオと共にトッテナムから出て行くが、イタリア人の残りのコーチング・スタッフたちはアントニオ・コンテの推薦もあってスパーズに残るようだ。
アントニオ・コンテは、サウサンプトンとのプレミアリーグでの試合の後、チームを激しく批判し、スパーズの上層部を狙い撃ちにした異常な暴言によって契約満了より数ヶ月も早く在任期間を終わらせるために、日曜日の夜、16ヶ月ぶりの「双方同意」によってスパーズとの契約を解除した。
トッテナムは、トップ4入りによる来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権獲得に向けて、来週月曜日の夜に行われるエバートンとの対戦を皮切りに、残り10試合の重要な戦いに臨むが、コンテの長年のアシスタントであるクリスティアン・ステッリーニは、今シーズン終了まで監督代行としてノースロンドンに留まることになった。
ステッリーニは、GKコーチのマルコ・サヴォラーニ、セットプレー専門コーチのジャンニ・ヴィオ、フィットネス・コーチのステファノ・ブルーノとコスタンティーノ・コラッティなど、コンテの他のコーチ陣たち、そしてアシスタント・ヘッドコーチのメイソンにその役割を支えられることになる。
先週時点では、サヴォラーニがコンテとともに退団するのではないかとの観測があり、元スパーズのゴールキーパーで暫定GKコーチを務めたこともあるミシェル・フォルムがトッテナムにコーチとして復帰する可能性が噂されていた。
ただし、テクニカル・コーチと分析コーチを務めていたコンテの弟であるジャンルカは、兄の後を追うようにスパーズを去ることになりそうである。
現在、スパーズはプレミアリーグで4位につけており、消化試合が2つ少ないニューカッスルに2ポイント差をつけているトッテナムは、夏に新しい正式監督を任命することに注力しているだろう。
最近解任されたバイエルン・ミュンヘンのユリアン・ナーゲルスマンとスパーズ・ファンの人気者であるマウリシオ・ポチェッティーノは、ともに現時点での有力候補だと考えられている。