アントニオ・コンテの後任候補探しが揺らぐなかでトッテナムは再びライアン・メイソンの擁立を見据える

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アントニオ・コンテが解任間際となっているトッテナムは、次の監督人事を考えているが、マウリシオ・ポチェッティーノやトーマス・トゥヘルといった候補者を、シーズン途中に招聘するにはかなり説得力が必要だろう。

Independent/Miguel Delaney

アントニオ・コンテが次のプレミアリーグのエバートン戦の前に解任されることがほぼ確実となった現在、ダニエル・レヴィ会長はライアン・メイソンにシーズン終了までトッテナムの暫定監督の仕事を与えるか、それ以前に新監督を招聘するかについて、親しいアドバイザーと相談しているようである。

イタリア人のコンテは、インターナショナル・ブレークで休日を過ごすために母国に戻っており、今後、当事者間での顔を突き合わせての話し合いが持たれるまではその去就が決まることはなさそうだ。双方合意での退任となるにしても、コンテは当然、400万ポンドとみられる補償金を望むだろう。

土曜日の物議を醸した記者会見が端緒となってのこの解任への動きは、ある意味、絶好のタイミングだったと言える。レヴィとスパーズ取締役会は、すでに「要注意レベル」に達しつつあったチーム状況について、ここで一息つくことができたのだ。

ドレッシングルームの多く選手たちは、年長のチームの中核となる選手を含めて、監督の攻撃的な記者会見の発言の直後からコンテにうんざりしていると理解されている。

スパーズの選手たちはメイソンのもとで働くことでより大きな自由を享受できるだろうが、レヴィは少なくとも、来シーズンのチャンピオンズリーグの出場権を確保するために、次の監督を招聘するという考えに前向きである。

レヴィは、2020-21シーズンにジョゼ・モウリーニョを解任した後のように、悪い流れに陥ってしまうのは避けたいという意向を持っている。

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