アントニオ・コンテがクラブを去った場合にロベルト・デゼルビの招聘を検討すべき理由

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デゼルビは、サウサンプトンでイングランド初上陸を果たした当時のマウリシオ・ポチェッティーノを彷彿とさせ、すぐに大きな成功を収め、多くの選手たちの評価を向上させた。

ポチェッティーノと同様、デゼルビも冷酷な一面を持っている。アーセナルに移籍したトロサールはチーム内得点王だったにもかかわらず、デゼルビはこの選手との争いを素早く鎮圧した。さらに選手が激を必要としているのか、それとも抱擁を必要としているのかを見分ける感情的知能を持っているようにみえる。

今シーズンはすでに1人の評価の高い指揮官が「ビッグ6」のクラブに引き抜かれるのを見送ったブライトンのファンには申し訳ないが、デゼルビはすでに他クラブから賞賛のまなざしを集めているはずだ。そして夏には新たなヘッドコーチを必要とすることになるかもしれないスパーズは、この指揮官の手腕を注視し続ける必要がある。

アントニオ・コンテがシーズン終了後に退任するという自ら発する脅しに従った行動を実際にとれば、ポチェッティーノがその後任の最有力候補となる。過去への回帰はめったに上手くいくことはないのだが、スパーズが次なる新進気鋭の監督に現在進行中の再建のカギを手渡すシナリオはありえるはずだ。

しかし、チェルシーが今目の当たりにしているように、ブライトンのクラブの構造は一人のヘッドコーチをはるかに超えているかもしれず、単にシーガルズから高価な選手を引き抜くのと同じように指揮官を連れてきたところで上手くいくとは限らないのかもしれない。

Why Tottenham should consider De Zerbi if Conte jumps ship
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