トッテナム・ホットスパーのアシスタント・ヘッドコーチが、現在アントニオ・コンテのコーチングスタッフに加わっているスパーズの元ミッドフィルダーを絶賛している。
Football London/Alasdair Gold
クリスティアン・ステッリーニは、ライアン・メイソンの選手に明確なメッセージを伝える能力が、いつの日かメイソンが監督になるのに役立つと考えているようだ。
メイソンは2021年、当時29歳という若さにもかかわらず、ジョゼ・モウリーニョの解任の直後にクラブの暫定監督を任されている。スパーズの指揮を執って戦ったプレミアリーグでは、6試合中4試合に勝利し、トッテナムをヨーロッパ戦の出場権獲得に導いたが、カラバオカップの決勝ではマンチェスター・シティに1-0で敗れた。
その年の11月にアントニオ・コンテがクラブにやってくると、コンテは労働許可証の規定により、就任初日の練習を傍らで見学することになった。その時、ホットスパー・ウェイのピッチで指導するメイソンの動きを見て感銘を受けたコンテは、コーチングスタッフに加わるように依頼した。
現在31歳のメイソンは、胆のう摘出の緊急手術を受けたコンテが不在の間、ステッリーニを助ける役割を、今週末のウェストハムとのロンドン・ダービーでも担うことになる。アシスタント・ヘッドコーチのステッリーニは、この元イングランド代表ミッドフィルダーがいずれ監督になる可能性はあるかと尋ねられた。
「ああ、そう思うよ。彼は若い。時間と経験が必要だが、おそらくね。たくさん学んでいるし、もっと成長したいと思っている」
「彼は監督として、クラブを引っ張っていくのに適したキャラクターをしているが、他の皆と同様にまだ経験を必要としている」
また、メイソンの監督としての長所は何かという質問に対して、ステッリーニは次のように答えた。
「監督にとって最高のスキルの1つは『明瞭さ』だと思う。混乱を生み出さないことだね。彼は多くのディテール、多くのアイデア、多くの選手起用の選択肢を持っていて、これらすべてから最適解を選び出すのは重要なスキルなんだ」
「ライアンはそのキャラクターとこの種のスキルを持っていて、これは偉大なコーチにとって重要なスキルだと思うよ」
