クラブ買収が活況!チェルシー、ニューカッスル、ボーンマスに続き、マン・ユナイテッドとリバプールが売出中で、さらにトッテナムに買収オファー

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主にアブダビからとみられる湾岸諸国から30%の出資を受けるというナジャフィの買収オファーでは、クラブの価値は25億ポンド以下とされ、6億ポンド以上の負債はクラブが背負うと報じられた。

今年初め、QSI(カタール・スポーツ・インベストメンツ)とパリ・サンジェルマンの会長を務めるナセル・アルケライフィとレヴィとのロンドンでの面会が報じられた際には、いっきにトッテナムへの投資の噂が加熱したが、直ちにクラブがこの噂の火消しを行った。

QSIは、カタールでのワールドカップの開催を実現したことから、さらにフットボール市場へのポートフォリオの拡大を目指している。プレミアリーグの商業的価値は極めて大きく、欧州スーパーリーグ構想の失敗によってもプレミアリーグの価値が再注目され、英国のクラブは投資家たちからの新しい波を引き寄せている。

マンチェスター・ユナイテッドは現在、カタールの政府系ファンド「カタール投資庁」の買収ターゲットになっており、今週末までには買収オファーを提示する見込みだ。

英国人富豪であるサー・ジム・ラトクリフも、2005年にレバレッジド・バイアウト(LBO)でクラブを買収し、以降、ファンから不評を買ってるグレイザー家からユナイテッドを買収することに興味を示している。

グレイザー家

ラトクリフが経営する化学大手INEOSはすでにスパーズとスポンサー契約を結んでおり、12月にはINEOSがオーナーを務めるフランスのニースとスパーズとで親善試合を行った。ラトクリフのユナイテッド買収オファーは42億5000万ポンドと報じられている。

また、アメリカからもユナイテッドに関心が寄せられているが、いずれの買収オファーも60億ポンドとされるグレイザーの当初の希望額には遠く及ばないとみられている。オールド・トラフォードはスタンフォード・ブリッジと同様、大規模な改修が必要なスタジアムである。

最終的に、ユナイテッドに支払われる金額は、プレミアリーグ全クラブの評価に影響を与えるだろう。

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