1月の移籍マーケット終了後、ファビオ・パラティチがインタビューに応じ、最近の選手の動きや今シーズンについて語った。
テレビ番組の司会者でスパーズ・ファンのアダム・スミスが質問を投げかける形式での、ファビオとのディスカッションの様子を紹介する。

私たちは移籍マーケットの話をしに来たのですが、1月の移籍マーケットはもう閉まってしまいましたね。今回の移籍マーケットでトッテナムはどうだったのか、全体的な評価をお願いします。

ファビオ
まず、多くの選手が出場機会を得ていたり、所属クラブが売却を嫌がっていたりするので、すべての選手を獲得できるわけではなくマーケットが絞られてしまい、いつもこの冬の移籍マーケットは簡単ではないんだ。だが、時に目標を達成できることもある。だから、今回は目標を達成し、2人の代表レベルの選手をチームに加えることができたのは喜ばしいことだね。
この移籍マーケットという小さな絵ではなく、我々のプロジェクトという大きな絵を見なければいけないと思う。このプロジェクトは長期的なもので、1年半前に私がここに来たとき、プレミアリーグで最も高いレベルで競争力を得るためにチームを「再建する(rebuild)」という言葉を使ったし、これからも続けていくよ。どの移籍マーケットでも2~3人の我々のチーム戦力に合う、我々のプランに合う選手の補強に努めてきた。
新戦力を獲得しなければならないというプレッシャーから、ただ選手と契約するだけでなく、我々チームに何かを加えてくれる選手と契約したいね。それは我々のスタイルではないんだ。我々は自分たちのプラン、哲学を分かっているし、このように続けていくよ。