ペップ・グアルディオラがスパーズのダニエル・レヴィ会長を名指しで批判

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「私たちは、より強固な財政的持続可能性とファイナンシャル・フェアプレー(FFP)を強制するこの競技のガバナンスへの変更を歓迎します。欧州では、新たに導入されたUEFAの財政的持続可能性規則を含め、FFP規制に関する大きな変更が導入されており、その影響は2025-26シーズンから本格化します。このルールは、『支払能力』『安定性』『コスト管理』の3つを柱としており、クラブは3シーズン以内にこのルールに適応することが求められます。多くの人が、この新しいルールがこの競技の流れを変えるだろうと予想しています。さらに厳しい規制がその先に導入されるかもしれません」

トッテナムのスタジアムは、クラブがトップレベルで戦い、プレミアリーグのタイトルを目指すために当初計画したような収益を生み出し始めているが、これまで巨額の投資を行うクラブを抑制できなかった財務規則にダニエル・レヴィは大きな信頼を寄せている。

マンチェスター・シティがプレミアリーグから100以上の財務規則違反で告発されている今、グアルディオラの脳裏にこのような声明を出したレヴィの名が浮かんだのは確かだろう。

UEFAのFFP規則違反による2年間のヨーロッパの大会での出場禁止処分が2020年にスポーツ仲裁裁判所によって覆されたことについて、「クラブは完全に無実であることを証明した」と語るグアルディオラ。

「月曜日から起こったことは、UEFAで起こったことと同じだよ。我々はすでに非難されているからね」

「プレミアリーグの19チームが、我々に防ぐ手立てを与えずに非難している現状を理解する必要がある。我々は幸運にも、有罪が証明されるまでは誰もが無実であるという素晴らしい国に住んでいる。だが我々にはそのような機会はなく、すでに判決が下されているかのようだね。我々は無実を証明されると確信しているよ」

「UEFAが我々に対して声明を出してから1週間後、バーンリー、ウルブズ、レスター、ニューカッスル、スパーズ、アーセナル、(マンチェスター)ユナイテッド、リバプール、チェルシーの9チームが我々にチャンピオンズリーグからの脱退を望むと書簡を出したんだ。ユルウス・カエサルのように、彼らはこの世に存在しない、敵でも味方でもない、ただの利害関係者なんだ。彼らは、我々がピッチで勝ち獲ったその地位を奪いたかったんだ。今回もまったく同じだ。可能性はゼロだよ」

「個人的には、我々がここにいることをうれしく思っている。我々には優秀な弁護士団がいるが、UEFAの弁護士団が劣ってるとは言えない。私は19チームによってサポートされているプレミアリーグが優秀な弁護士団と共に彼らの主張を通そうとするだろう」

今回の告発は他のクラブが主導したものかと問われると、グアルディオラはこう答えた。

「もちろんそうだ。プレミアリーグなんだからね。プレミアリーグの(クラブの)CEOたち、ダニエル・レヴィ、こういった人たちのところに行って聞くしかない。記者会見を開いて聞くんだよ」

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