トッテナム・ホットスパーの負傷者問題は、レスター・シティに4-1で敗れた試合で頂点に達し、クラブが直面する困難な1週間がさらに荒れ続けている。
Football London/Alasdair Gold
左ウイングバックのライアン・セセニョンがハムストリングの負傷で約6週間の欠場を余儀なくされることが、football.londonの取材で分かった。
スパーズでは、荒れ模様の6日間が続いている。日曜日の夜、スパーズは全チーム戦力を完全にフィットさせてタイトルを争うマンチェスター・シティを粉砕した。しかしその試合でキャプテンのウーゴ・ロリスが膝の靭帯を損傷し、およそ6週間は離脱することが判明した。
そして、アシスタント・ヘッドコーチのクリスティアン・ステッリーニは記者会見で、レスター戦には他の全員が出場できると話したが、それとほぼ同時にリシャルリソンが、ドレッシング・ルームで松葉杖をついて保護ブーツを履いたイヴ・ビスマを背景にした動画をInstagramに投稿していたことには気づいていなかった。このマリ代表ミッドフィルダーは金曜日に足首の疲労骨折の手術を受けている。
さらに、土曜日のキングパワー・スタジアムでの4-1の惨敗では、試合序盤に先制ゴールを決めたロドリゴ・ベンタンクールが、後半に深刻そうな膝の怪我によってピッチを後にすることになった。
セセニョンはキングパワー・スタジアムでの試合前のトレーニングでハムストリングを負傷し、約6週間の離脱になるとfootball.londonは理解している。この22歳は、過去のシーズンに別のハムストリングに問題によって悩まされていた。
これによってアントニオ・コンテは、左のウィングバックに34歳のイヴァン・ペリシッチのみの陣容となり、今後数週間はベン・デイヴィスやエメルソン・ロイヤルなど本職ではない選手を起用する可能性がある。
また、スパーズはベンタンクールの診断を待っている。キングパワー・スタジアムのピッチ上では、心配するチームメイトに囲まれながら、明らかに苦しそうな様子で痛みの緩和を受ける姿が見られた。
レスター戦の後にクリスティアン・ステッリーニは次のように話している。
「彼は現時点で痛みを感じている」
「我々に分かるのはそれだけだが、歩くことはできている。だから、負傷した足でもベンチに歩いて戻ってこれると本人が感じたことが重要であり、我々はロドリゴがすぐに痛みが晴れてプレーできることを数日中に確認できることを願っているよ」
ベンタンクールの負傷に加え、ビスマの手術、そしてピエール・エミール・ホイヴィアが火曜日夜のACミランで出場停止となっているため、20歳のパペ・マタル・サールと22歳のオリヴァー・スキップが中盤の中央にコンビを組まなければならない可能性が高くなった。