カタール・スポーツ・インベストメントがトッテナムと少数株主権をめぐって協議を開始

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カタール・スポーツ・インベストメンツは今年、プレミアリーグのクラブに投資することを検討しており、スパーズのダニエル・レヴィ会長と会談を行った。

CBS Sports/Ben Jacobs

パリ・サンジェルマンのオーナーであるカタール・スポーツ・インベストメンツ(QSI)が、2023年にプレミアリーグのクラブへの少数出資をしたいと考えていることが、CBS Sportsの独占取材で明らかになった。QSIのナーセル・アルヘライフィ会長は今週初め、ロンドンでトッテナムのダニエル・レヴィ会長と会談した。この会談は、実現に向けた具体的な進展を図るものというよりも、キックオフミーティングの位置づけと見るべきだろう。

CBS Sportsによると、そこで「投資の可能性」が議論され、アルヘライフィは欧州クラブ協会の会長としての立場*ではなく、あくまでQSIの立場で行動していたとのことだ。QSIはPSGに完全にコミットしたままであり、シティ・フットボール・グループや、チェルシーの新しいオーナーである米国コンソーシアムのように、複数クラブの経営に関わるモデルに熱心な他のヨーロッパのフットボールクラブのオーナーと競争したいと考えている。PSGはすでにポルトガルのブラガの23%の株式を所有しているが、ヨーロッパで少数株主権を得られる別のクラブを探している。南米も2023年の彼らにとって優先順位の高い地域だ。

*欧州クラブ協会(European Clubs Association、ECA)でアルヘライフィは会長を務めており、現在、ダニエル・レヴィは理事を務めている。

スパーズとの交渉はまだ形式的なもので、これからどのように進展するかは不明だ。QSIは、野心的な1年の始まりとして複数のクラブを評価中だが、プレミアリーグが彼らにとって大きな魅力であることは明らかである。リバプールが現在、少数株主権の取得または完全なクラブ売却にオープンだが、QSIは現時点でリバプールとの協議をしていない。

なお、トッテナムは予想される返答であるがクラブの株式について会談を否定している。しかし、CBS Sportsは、確かにQSIが少数株主権について今週レヴィと会談を行った議論の余地のない証拠を確認している。

PSGの会長でもあるアルヘライフィは、3人の投資家(うち2人はアメリカ人)とPSGへの最大15%の少数株主権について交渉中である。

PSGは3者から40億ドル以上の評価を受けており、それぞれ5~15%の範囲で異なる株式数を購入することを正式に申し出ている。現在、デューデリジェンスが行われており、2023年の第2四半期までにいずれかの投資家が取得を実現する予定だ。

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