ファビオ・パラティチを巡る決断とプレミアリーグのルール – そしてトッテナムは沈黙を守る

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判決はどうなった?

他の8クラブが無罪となったが、一方でユベントスは金曜日の夜遅くにこの評決に大きな衝撃を受けることとなった。

裁判所は検察官の勧告を受け入れただけでなく、クラブと関係者個人に対する制裁を強化したため、ユベントスは今シーズンのセリエAで15ポイントの減点を言い渡された。

パラティチには、FIGCの管轄下(イタリア)で30ヶ月間の活動禁止、さらにUEFAとFIFAにも活動禁止の要請が出されており、関与が疑われる個人の中で最大の罰則が下された。アニェッリには24ヶ月、ネドベドには8ヶ月、その他ユベントスの過去から現在に至る関係者にまで、様々な長さの活動禁止処分がくだされ、イタリア連盟はUEFAとFIFAに対し、ヨーロッパと世界のフットボール界でもこの処分を適用するよう要請している。

対するユベントスの発表は?

まず、ユベントスの弁護士であるマウリツィオ・ベラコーサ、ダヴィデ・サンジョルジョ、ニコラ・アパはこう述べている。

「今日(金曜日)、連邦控訴院が取り消しの訴えを受理したことは、ユベントスとその管理者を他のクラブや関係者と比較して明らかに不平等に扱っていると思われます」

「我々は、スポーツ保証委員会に控訴を訴えた理由を注意深く読むことを楽しみにしていますが、現時点では、ユベントスとその管理者だけが、スポーツ司法制度(sports justice system)自体が存在しないことを繰り返し認めて、ルール違反で訴えられているという現状を指摘しておきます」

「数百万のファンに対する明らかな不公平であり、我々はすぐに次のレベルの判断でこれが是正されることを信じています」

イタリアのクラブは、クラブの声明の最後に次のように付け足した。

「ユベントスは今回の決定の理由の公開を待っていますし、今のところスポーツ保証委員会のスポーツ正義憲章の条項に従ってへの控訴を進めることを発表します」

スパーズの反応は?

football.londonから本件についてクラブに問い合わせを入れたものの、トッテナムは沈黙を貫いており、クラブは現況についてコメントを拒否している。

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