1月の移籍マーケットがあと2日で開幕する。アントニオ・コンテはシーズン後半戦に向けて、トッテナム・ホットスパーのチーム戦力にニューフェイスを迎え入れる必要がある。
Football London/Alasdair Gold
1月の移籍マーケットが日曜日にオープンし、トッテナム・ホットスパーのアントニオ・コンテ監督はチーム戦力を強化するために、少なくとも2~3人のニューフェイスを欲しがっているようだ。
スパーズは現在、プレミアリーグで4位につけており、チャンピオンズリーグのベスト16でACミランと対戦することになっている。しかし、プレミアリーグで直下にいるチームたちが勝ち点を取り戻し始めており、一方のスパーズは9試合連続で先制点を許すという惨めな状態を続けている。
10月、トッテナムのヘッドコーチは次のように語っていた。
「クラブは1月に重要な選手、優れた選手を獲得することの重要性をとてもよく理解していると思う。私はこのことをクラブに説明すべき立場の人間ではない」
今週、コンテは、新戦力の補強はクラブの方針に合致していなければならないと語っている。
「若くて年俸が高くない選手の獲得だよ。我々は、我々のビジョンにもクラブのビジョンに沿えるような選手を獲得しなければならないんだ」
以前、football.londonは昨夏の移籍活動がコンテの手薄だったチーム戦力に質と量を加えることを優先していたと報じていた。
この冬の移籍マーケットでは、純粋に選手の数を維持しながらクオリティを高めることを重視し、現在チーム戦力のアップグレードをもたらすために、何人かの若い選手たちにはレギュラーとして活躍できる環境で成長を促すためにローンで移籍するチャンスを与えるだろう。
football.londonは、1月の移籍マーケットでコンテのチーム戦力の強化において優先するポジションは、攻撃的な選手と右ウイングバックの2つであると理解している。1月に何が起こるか、クラブ内にはこのイタリア人指揮官を満足させたいという強い願望があり、ヘッドコーチが要求したポジションを補強するために完全移籍やローン移籍の両方で獲得を検討しているだろう。ローン移籍については、昨年のロドリゴ・ベンタンクールやデヤン・クルゼフスキと同様に、買取オプション付きのローンの可能性もある。
コンテは今シーズン、クルゼフスキ、ソン・フンミン、ルーカス・モウラ、そして夏に6000万ポンドで獲得したリシャルリソンを負傷でよって欠くことになり、それに対処しなければならなかった。現時点では、ルーカスの腱の炎症が続いており、さらにリシャルリソンもワールドカップでハムストリングを負傷したために来月後半まで欠くことになる。ルーカスの負傷についていつ復帰になるのかを尋ねられ、今週、コンテは「わからない」と答えた。
ハリー・ケインは今のところ怪我をしていないが、ブライアン・ヒルはプレー時間を得るべくローン移籍を切望しており、コンテはこの21歳が緊急時以外にベンチに入る適性があるとは思っていないようである。
