クロアチア代表のイヴァン・ペリシッチは、ワールドカップ準決勝での重要な一戦を前に、親しいアルゼンチン人の友人と連絡を取っていないことを明かした。
ズラトコ・ダリッチ率いるクロアチア代表は、コパ・アメリカの覇者であるアルゼンチン代表とワールドカップ決勝進出をかけた火曜日の一戦に向けて準備を進めている。
クロアチア代表のここまでの勝ち上がりに欠かせない存在であるトッテナムのペリシッチは、この重要な一戦に向け、あらゆる雑念を払拭しようと考えている。
「グループステージの段階では連絡を取り合っていたけど、セミファイナル進出が決まってからは連絡を断ってるよ」
「でも、ラウタロ(マルティネス)とクティ(ロメロ)が母国のために戦っていて、アルゼンチンのためにプレーすることを待ちきれない状況だってことは分かってるさ」
「ロンドンとミラノで一緒にプレーしたときに僕らはいくつかの問題があったが、彼らは国のためにプレーすることを本当に楽しみにしているはずで、その意味では僕たち(クロアチア代表)は似ているんだ」
「僕らと同じように、彼らも100%のパフォーマンスを発揮してくれるだろう。いい試合、手堅い試合を期待している。観客が楽しんでくれることを期待しているよ」
ペリシッチは現在、トッテナムでロメロとプレーしており、インテル・ミラノではラウタロ・マルティネスと何シーズンもプレーしていた。
決戦の前夜となる月曜日の夜、クロアチアはドーハの照明の下でトレーニングを行い、準決勝の試合に向けて準備を進めてきた。
クロアチアはアルゼンチンに勝利することで、2大会連続でワールドカップのファイナルに進出することができる。 前回大会ではファイナルでフランスに4-2の敗戦を喫していた。
監督のズラトコ・ダリッチは、コパ・アメリカ王者との対戦を前に、月曜日の夜に練習に行った。
ルカ・モドリッチ、ヨスコ・グバルディオル、イヴァン・ペリシッチといった主力選手たちがチーム練習に参加したクロアチアに大きな懸念はなさそうだ。
クロアチアは先週、ブラジル戦での劇的なPK戦を制し、ベスト4進出を決めた。