Evening Standard/Dan Kilpatrick
ハリー・ケインは、イングランド代表の若い選手たちにとっての「頼れる兄貴分」になっていると自負しており、今のチームはワールドカップで勝つために若さと経験値がうまくブレンドされていると信じている。
ジュド・ベリンガム(19)、フィル・フォーデン(22)、そしてブカヨ・サカ(21)は、セネガル戦で3-0の勝利を収めた試合で活躍し、土曜日のフランスとのワールドカップ準々決勝でも先発の座を維持すると予想されている。
ギャレス・サウスゲート監督は、マーカス・ラッシュフォードやジャック・グリーリッシュといった経験豊富な選手を差し置いて、フォーデンとサカをキャプテンのケインの周りでプレーさせており、この若い2人はセネガル戦でも監督の信頼に応えた。
ベリンガムとフォーデンは、ジョーダン・ヘンダーソンとケインが決めた最初の2ゴールで重要な役割を務めた。さらにマンチェスター・シティのウィンガーは、後半にサカが決めた3ゴール目でもクロスを上げている。
29歳のケインは次のように語る。
「素晴らしい景色だよ。これ以上の大きな舞台は無いからね」
「若い選手たちは恐れ知らずで、ただフットボールを堪能し、自分を表現したいと思っているんだ。これまでに大きな大会で優勝したチームを見ると、経験豊富な選手と若い選手がうまくミックスされていると思う」
「彼らのプレーぶりを見ていると、僕は頼れる兄貴分ってところだね。これこそ僕らに必要な関係なんだ。『自分たちのすべてを出し切る』というメンタリティーで試合に臨むことだね」
サウスゲートが率いるスリー・ライオンで2番目に古株のケインは、ピッチ上で声を張り上げているヘンダーソンのリーダーシップについても指摘した。
「ヘンドは、これまで一緒にプレーしてきた中で最高のリーダーの一人だよ」
「彼は本当によく声を出すし、周りの選手を最大限に鼓舞しているんだ。だから彼は素晴らしいんだよ。連戦の中で彼はボールを持っているときも持っていないときも素晴らしいプレーをしているし、周りを盛り上げているんだ」
「僕らがプレスをかけているとき、彼が僕の後ろで背中を押す声を出してくれていて上手くいってるんだ。チームには、さまざまなタイプのリーダーが必要なんだよ」
「今の僕らには様々なリーダーが揃っている。ヘンドもその一人で、どの選手にもこれまでの実績も関係なしに、周りの選手を盛り上げてくれる男なんだ。セネガル戦での彼のパフォーマンスは素晴らしかったよ」