試合後、クルゼフスキはSPURSPLAYに語っている。
「まず最初に、僕はパトロン・サンチェスに向かって叫んだんだ。『ハリーだ、ハリー、ハリー』ってね。ハリーがボールを受けたら、僕が裏に突破できるとわかっていて、まさにそれが起こったんだよ」
「その一連の流れが僕には見えていたんだよ。それで僕のファーストタッチがとてもうまくいって、それから神にロドリゴが決めてくれることを祈ったんだ。楽しかったしいろいろとやることはあったけどね。このゴールのために頑張ったからこそ、喜びもひとしおだったのさ」
クルゼフスキは、ハムストリングの負傷で1ヶ月間離脱していた選手とは思えないほどの活躍を見せ、復帰後のプレミアリーグでは2試合ともアシストを記録している。
「みんな、離脱することの辛さを分かっていないんだと思う。チームを助けたい、活躍したいと思いながらも、チームを助けることができないのはとても辛いことなんだよ」
「だから、よく眠り、よく食べ、準備ができたときにパフォーマンスを発揮できるように、体が錆び付かないように、いつも小さなことをきちんとやるようにしていたんだ。この2試合は、とてもいい感じで復帰できたので満足しているし、正しい道を歩んでいると思うよ」
「相手を抜くたびにエネルギーが湧いてくるんだ。今日はスペースがたくさんあったから、そこで違いを見せなければいけないと思ったよ。『もっとアシストができたのに』とか『もう1本シュートできたのに』とか『点を取らなきゃいけない』と思うようなチャンスがたくさんあった。でも、学ばなければならないし、向上しなければならない」
「僕には創造性があるし、もっとたくさんのゴールやアシストをもたらすことができるからね」
クルゼフスキは、自分もチームも後半戦は良くなる一方だと考えている。
「明日は飛行機に乗って、好きなところへ行き、飛行機の中ではずっと試合のことを考えているよ。でも今は、自分の仕事をしっかりとできたから落ち着いていられるね」
「正直なところ、もっといいプレーができると思う。後半戦は、もっと良くしなければならないね。実力はあると思うんだ。これから大きなシーズン、大きな後半戦が始まるのだから、みんなを一つにしなければならないね」
「怪我をしたとはいえ、毎日プレーしていたような気持ちだったし、僕も含めてみんなから復帰のプレッシャーをかけられていたから、今は休んで体調を整え、完全にフィットさせてから、仕事をする時間が欲しいと思っている。これから、自分の弱点を克服するための時間があるからね」
