Evening Standard/Dan Kilpatrick
トッテナムのソン・フンミンは、眼窩の腫れが治まり次第、48時間以内に手術を受ける予定だ。韓国代表フォワードのワールドカップの夢は、その負傷の回復次第となる。
スパーズは昨夜、ソンがチャンピオンズリーグのマルセイユ戦で負った左目周辺の骨折を安定させるために手術を受けることを発表した。
ソンは、日曜日のプレミアリーグ、リバプール戦を欠場することはほぼ確実だが、来週のノッティンガム・フォレスト戦やリーズ戦、そしてカタールでのワールドカップに韓国代表として出場する可能性は、その手術の成功、ソンの回復、そして保護マスクをつけてのプレーにどれだけ早く慣れるかにかかっている。
スタッド・ヴェロドロームで行われたマルセイユ戦では、シャンゼル・ムベンバと激しくぶつかり、ピッチを去るのを周りが手伝わなければならないほどだったが、スパーズがチャンピオンズリーグ出場権を獲得した試合の後にはドレッシング・ルームでチームのお祝いに参加できるほど元気であったという。
ソンは韓国代表のキャプテンであり、国の象徴でもあるため、彼がワールドカップに出場できるかどうかについて、国中が心配をしているであろう。
韓国代表チームにとってのソンの重要性、そして母国での地位は高く、たとえ初戦であるウルグアイ戦への出場が危ぶまれたとしても、ソンは代表に選ばれる可能性が高い。さらにガーナとポルトガルとも対戦する厄介なグループである。
マンチェスター・シティのプレーメーカーであるケビン・デブライネは、2021年のチャンピオンズリーグのファイナルで鼻と眼窩を骨折したが、19日後に行われたユーロでベルギー代表としてプレーしている。
韓国サッカー協会は簡単な声明の中で、ソンのワールドカップ出場は手術の結果次第であることを発表し、スパーズの医療チームと協力関係にあると述べている。
ソンの負傷は、すでにデヤン・クルゼフスキとリシャルリソンを負傷で欠くスパーズとアントニオ・コンテにとっても痛手である。