アントニオ・コンテ:アーセナル戦を控えての記者会見+2

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アントニオ・コンテは、新加入のブラジル人アタッカーと、アーセナルにいる同胞について話している。

アントニオ・コンテは、夏に獲得したリシャルリソンについて、そして土曜日のアーセナルとのノースロンドン・ダービーで彼がもたらす影響について微笑みを浮かべて話している。

トッテナムはこの夏、エバートンから25歳のブラジル人を6000万ポンドに達する移籍金で獲得し、すでにここまで8試合で2ゴール、2アシストを記録。さらにこの2週間はブラジル代表として3ゴール、1アシストと、すぐに大きなインパクトを与えている。

コンテはリシャルリソンの大ファンであり、ピッチ上での能力と同じくらい、この選手の姿勢を賞賛している。土曜日のエミレーツ・スタジアムでの強い敵対心を持ったホームの観衆や、アグレッシブなアーセナルの選手たちにリシャルリソンが対処できるかを尋ねられたとき、トッテナムの指揮官は笑顔を見せずにはいられなかった。

「ああ、だがあなたが話題にしている選手はだね…恐れを知らない男なんだよ」

「彼はどんな時も、トレーニングの時も、とてもアグレッシブな選手だが、まず間違いなく、彼は恐れを知らない男なんだ」

「彼は何者をも怖がらない。雰囲気も、騒音もね。彼は本当に強靭なんだよ。ピッチの中に入っても、相手と戦っていても…彼と対戦するのは難しいよ、彼は恐れを知らないからね」

アーセナルに移籍して今シーズン好調なガブリエル・ジェズスと、リシャルリソンはワールドカップでブラジル代表の背番号9を争うことになる。

「2人の素晴らしい背番号9の選手の話だね。2人もファンタスティックなストライカーがいるんだから、ブラジルのチッチ監督は幸運だよ。背番号9の選手について話しているのであって、ネイマールはどちらかといえばウィンガー・ストライカーだ。このような選手がいれば、確かにワールドカップに大きな野心を持って臨むことができるだろう」

「それで、この大会は短期決戦だ。だから、同じクオリティの選手を揃える必要があり、まずリッチーでスタートし、別の試合ではジェズスでスタートするような、クオリティの低下リスクを避けるようにする必要がある。我々は2人のトッププレーヤーについて話しているのであって、どの監督もこのような問題を抱えることを喜ばなければならないね」

コンテは、27歳のジェズスがガナーズに加入してからの8試合で4ゴール、3アシストを記録していることに驚いてはいない。

「ガブリエル・ジェズスのことは知っているし、彼の能力も知っているからね。彼はマンチェスター・シティで重要な選手だったが、問題はマンチェスター・シティには素晴らしいチーム戦力が揃っていて、時には(ラヒーム)スターリングがベンチに回ることもあったし、ジェズスもそうだった」

「競争力をつけ、プレミアリーグやチャンピオンズリーグ、国内カップ戦でトロフィーを獲得しようとすれば、チーム戦力は強くなければならないんだ」

「それで、すべての選手が全試合に出場することを望んでいることもよく分かる。ジェズスはアーセナルに行ってレギュラーとしてプレーすることを望んだ。スターリングもそうだが、トップレベルの選手たちが、過去にはベンチ要員だったという話だ。これがマンチェスター・シティのチーム戦力のクオリティの高さを示している。これがタイトルを争うチームとその他のチームとの違いなんだよ」

「すでに勝つために準備ができているチームについて話しているんだ。彼ら(シティ)は向上する一方で、毎シーズン、重厚なチーム戦力で戦うことができ、さらに2~3人の重要な選手を補強できるのは周知の事実だ。だから、私はジェズスやジンチェンコのクオリティについては驚いていないよ」

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