トッテナムとハリー・ケインの契約交渉はワールドカップ後まで保留に

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Evening Standard/Dan Kilpatrick

トッテナムは、ハリー・ケインが契約延長の話し合いを保留にしたため、ワールドカップ終了まで待たなければならなくなった。

現在の契約の残りが18ヶ月となっているが、まだクラブとの延長の交渉を始めていないストライカーは、カタールでイングランド代表をキャプテンとして率いる前に、スパーズでシーズンの序盤を終えることだけに集中しているようだ。

クラブはケインの他にもピエール・エミール・ホイヴィア、エリック・ダイアーとも新しい契約と結びたいと考えている。

ケインは2021年夏に少年期から過ごしているクラブを去ることを強行したが、1年前にアントニオ・コンテが就任して以来、充実したフットボール・キャリアを過ごしており、シーズン開幕前には時期が来れば契約交渉に応じる意向を示していた。

スパーズは、週給約20万ポンドの稼ぎ頭であるケインが、契約延長をせぬまま契約最終年に突入する来シーズンを迎えたくないのだろう。

今月初め、スパーズのマネージング・ディレクターであるファビオ・パラティチは、クラブがケインとの新契約を締結することに「とても楽観的」であると述べた。

「ケインはこのクラブの象徴であり、クラブ史上最高の点取り屋であり、イングランド代表のキャプテンだ。我々は自信を持っているし、常に連絡を取り合っている。彼とクラブの間には素晴らしい関係があり、我々はとても楽観的だよ」

スパーズはまた、ホイヴィアとダイアーとの契約延長に合意することを熱望しており、2人との交渉はより簡単なものになると予想される。デンマーク人選手の陣営は2025年以降の契約延長について話し合いを始めているが、すぐには合意できないだろう。一方、2024年までとなっているダイアーの契約延長も、ワールドカップの後に話し合われる予定だ。

ケイン、ダイアー、そしてホイヴィアの3人はコンテが率いるチームで主力として活躍を続けており、イングランド人の2人は土曜日のボーンマス戦でも今シーズン全試合先発という記録を維持すると見られている。

ホイヴィアは筋肉疲労でニューカッスル戦を欠場し、32試合連続出場の記録は途切れたが、スポルティング戦では復帰を果たした。

ケインは今シーズン、プレミアリーグの開幕から12試合で10ゴールを挙げ、ジミー・グリーブスが持つスパーズのクラブ最多ゴール記録にあと7ゴールと迫り、イングランド代表としてはウェイン・ルーニーを上回るまであと3ゴールと迫っている。

一方、スパーズは、水曜日のケインの勝ち越しゴールへのコンテの抗議に対するレッドカードを不服としてUEFAに異議申し立てをすることを決定した。コンテは、この判定による処分によって来週火曜日のチャンピオンズリーグのグループ最終節マルセイユ戦で、ドレッシングルームとベンチから1試合の退席処分を受けることになる。

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