パペ・マタル・サールは人気者
サールはまだプレミアリーグ・デビューを果たしておらず、今シーズンのトッテナムではここまで2度しかベンチ入りしていない。しかし、この日のトレーニングでは、すでにチームメイトとの仲の良さをアピールしていた。
選手たちがトレーニングで屋外に出てきたとき、ジェド・スペンスがサールを追いかけ、笑いながらふざけている姿が見られた。チームがウォーミングアップをし、フィールドを駆け回る間、セネガル人はソン・フンミンやウーゴ・ロリスと冗談を言い合っている姿が目撃された。
この19歳は元気そうで、試合のピッチにに出られなくても、新しいチームメイトと仲良くやっているようだ。
エリック・ダイアーの気晴らし
ダイアーは、ジャフェト・タンガンガに続いて屋外セッションに参加し、トレーニング中に冗談を言い合う姿も目撃されている。23歳タンガンガがパス練習でロンドのディフェンダーの一人となったとき、ダイアーは何度も叫んでいた。
「いけぇ!ジャフ、頑張れよジャフ!」
28歳のダイアーはふざけているようで、励ますような、しかし気晴らしともとれる言い方をしていた。タンガンガは守備の役割が終わると、ダイアーの方を向いて冗談めかした苛立ちが表情を浮かべていた。
トレーニングの罰
トッテナムのトレーニング中のパス練習は、早くパスを出すだけでなく、正確なパスを出すように仕向けていた。ジャンルカ・コンテは、円を組んだ選手たちのパスをカウントし、ディフェンダーがボールに触れることなく30本のパスを出すことができたら、ディフェンダーに罰が与えられることになっていた。
中央の3人のディフェンダーは、グラウンドで腕立てをしてから、チームメイトとディフェンダーを交代することになる。タンガンガ、ベン・デイヴィス、マット・ドハティ、ピエール・エミール・ホイヴィア、クレマン・ラングレは、この練習で罰ゲームをこなしていた。