ソンのゴール後にスパーズの選手たちがしたこと – トッテナム対レスターで起こった5つの注目ポイント

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2ゴール目でのリシャルリソンの役割

ソンに代わって左サイドを任されたリシャルリソンは、試合序盤の鮮やかなプレーに続き、再びトッテナムに大きな印象を与えた。セセニョンに完璧なパスを送った後、そのセセニョンとうまく連係して、エネルギッシュなプレーで目を引いた。

ケインのヘディング・シュートで同点に追いつくと、その13分後にはイヴァン・ペリシッチのコーナーキックからエリック・ダイアーのヘディング・シュートでリードを広げた。このゴールはイングランド人とクロアチア人の功績だが、リシャルリソンもまた、コーナー・フラッグ付近での執拗なプレーから、この試合の2ゴール目に貢献した選手として称賛に値する。

ダイアーのパスがズレてティモシー・カスターニュにボールが渡ると、リシャルリソンはこのベルギー人の前に出て、コーナースポットあたりからボールを蹴り、フルバックに当たってコーナーになった。この元エバートンのスターは、ホームのファンから大きな喝采を浴び、無から有を生み出すことに成功したのだ。

ガタつくスパーズの守備

ミッドウィークに行われたスポルティングとの試合での敗戦から立ち直るには、リーグ最下位に沈むレスターは理想的な試合と思われたが、N17での最初の45分間はそうでもなかったようである。スパーズにはセットプレーを中心に多くのチャンスがあったが、レスターはスパーズのお粗末なディフェンスのおかげで何度もチャンスを得た。

スパーズの最大の敵は自陣エリアの外の危険な位置でボールを失う自分たち自身であり、そこからレスターはスパーズの中盤とバックラインを簡単に切り裂いていた。トッテナムは珍しく後方にスペースが空いており、ブレンダン・ロジャースが今シーズンの不名誉なスタートにもかかわらず、ロンドンから何かを持ち帰ることができるという希望を与えてしまっていた。

サンチェスは、ジャスティンからボールを奪おうと飛び込んで失敗し、数秒後にジャスティンを追走しながらタックルで挑んでしまい、ファールとなってPKを献上してしまった。レスターはラッキーなかたちでチャンスを得たこともあったが、崩しから作ったパトソン・ダカとジェームズ・マディソンのゴール・チャンスもあった。

また、トッテナムに何度もゴール・チャンスを与えてしまったことも、レスターの罪である。ロドリゴ・ベンタンクールがウィルフレッド・ディディからボールを奪い、そのままゴールしたシーンは、この試合がいかに不可解なものであったかを物語っている。その後、ソンがピッチに登場すると、今度はスパーズがレスターを切り裂く番となった。

トッテナムは勝ち点3を獲得し、その過程で楽しいゴールを決めたかもしれないが、コンテは二度と今回のようなずさんな守備を繰り返したくないと思っていることだろう。

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