Evening Standard/Dan Kilpatrick
ハリー・ウィンクスとセルヒオ・レギロンがトッテナムからのローン移籍による退団を完了させるようだ。
ウィンクスは、セリエAのサンプドリアとのシーズン・ローンの契約を結ぶためにイタリアへ向かう前に、労働許可証を待っているところだ。このローンでは、ウィンクスの給与の一部をスパーズが負担すると考えられる。
レギロンは今日、アトレティコ・マドリードのメディカル検査を受け、1シーズンのローン移籍が決定するだろう。
どちらのローン契約も、木曜日の今シーズンの終了時点で完全移籍にできるオプションが含まれており、スパーズとすればこの夏の移籍マーケットのうちにチーム構想から外れた選手たちの放出に専念した結果となる。
ウィンクスとレギロンは、プレシーズンが始まって以来、アントニオ・コンテのチーム構想から外れ、個別にトレーニングをしていた。
バレンシアはブライアン・ヒルをローンで再び獲得しようとしているが、スパーズは代わりの選手の補強なしにこのウィンガーを放出することはないだろう。リーズのダニエル・ジェームズが検討されているようだが、スパーズの彼への関心は現在のところそれほど真剣なものではないと考えられている。一方で、アトレティコ・マドリードのヤニック・カラスコの獲得に関心を持っているとの情報は、クラブが否定した。
火曜日の朝、スパーズはクリスティアン・ロメロの買取オプションを行使し、4650万ポンドで完全移籍による獲得を発表した。これで5月にクラブのオーナー企業であるENICが発表した1億5000万ポンドの増資額を、この夏の投資額が超えたことになる。
昨シーズン、ロメロはローン移籍でスパーズに在籍していたが、コンテの3バックの右サイドに定着し、今回、2027年までの5年契約に合意している。
アルゼンチン代表ディフェンダーは内転筋の負傷でここ2試合欠場しているが、昨日のトレーニングには参加しており、明日のウェストハムとのダービーにはメンバー入りする見通しだ。