Football London/Alasdair Gold
トッテナム・ホットスパーの若き才能あるストライカーは、ローン先でフットボールリーグを初めて体験しており、そこでもトッテナムのファンたちが彼を支えている。
トッテナム・ホットスパーのファンの中には、同クラブの10代のスター選手であるデイン・スカーレットがポーツマスで最高のローン移籍での経験を楽しめるよう、協力を惜しまない人たちがいる。
アントニオ・コンテに将来有望だと太鼓判を押された18歳のU-19イングランド代表ストライカーは、リーグ1(イングランド3部)のポーツマスにシーズン・ローンで移籍をした後、初めてシニアレベルのフットボールの試合でレギュラーとしてプレーしている。スカーレットは今シーズンの開幕から最初の2週間、サウスコーストのクラブで3試合に出場し、そのうちの62分は、火曜日の夜のカラバオ・カップで、カーディフに3-0で勝った試合での先発出場だった。
ピッチの外でスカーレットはトッテナムのサポーターからサポートを受けており、クリス&アナ・ベイカー夫妻が会長を務めるポーツマスのスパーズ公式サポーターズクラブが、メンバー全員からスカーレットへの支援費を募り、850ポンド(およそ14万円)が集まった。
この支援費は、リーグ1を戦うポーツマスのユニフォームやトレーニング施設、試合会場への移動費など、スカーレットが使う費用に充てられる予定だ。その見返りとして、このスパーズ公式サポータークラブは、ポーツマスのフラットン・パークの大型スクリーンとホームのマッチデー・プログラムにロゴを掲示し、さらにシーズン終了後のスポンサーズ・イブニングに招待され、そこでスカーレットに会い、試合で着用したサイン入りユニフォームを受け取ることになる。
イングランドの下部リーグのクラブでは、特定の選手のスポンサーになることができて、スポンサーにはこのような特典が用意されているんだ。
ポーツマスのスパーズ公式サポーターズクラブの会計を務めるリー・ヒックリーは次のように語っている。
「私たちはデーンに愛を示し、サウスコーストでくつろいでもらいたかったのです」
「私たちグループ全体で、この若きタレントに、ファーストチームの選手ではなくても我々は愛しているという大きな意思を見せたかったんです」
「ポースマスを拠点とするスパーズ公式サポーターズクラブとして、我々クラブで育った彼のような選手をサポートし、さらに我々団体の認知をユニークで前向きな方法によって高められる活動はやりしかないでしょう」