Football London/Rob Guest
セルヒオ・レギロンは、アントニオ・コンテのチーム構想から外れているため、今月中にトッテナムを離れることになる。
アトレティコ・マドリードがセルヒオ・レギロンをローンで獲得する移籍案件についてトッテナムと交渉していると、football.londonは理解している。2年前にレアル・マドリードから獲得したこの左サイドバックは、もはやアントニオ・コンテのチーム構想から外れており、この夏の移籍の可能性がある。
アトレティコからの関心だけでなく、フラムとラツィオも来週木曜日の移籍マーケットの期限を前に、この25歳のためのローン契約を確保することに熱心だ。ジョゼ・モウリーニョのもと、ノースロンドンのクラブでのデビュー・シーズンに印象的なパフォーマンスを披露したこのスペイン人は、昨シーズンが進むにつれてライアン・セセニョンにレギュラーの座を奪われるまでは、スパーズの主力とて活躍していた。
レギロンはデビュー・シーズンに6アシストを記録し、その前線への飛び出しが光ったが、フルバックとしてキャリアを積んできたレギロンには、3バックと両ウイングバックに切り替えたコンテの決断は適していなかったようだ。この夏、イヴァン・ペリシッチがインテルからトッテナムへやってきたことで、セセニョンの後塵を拝し、マドリード生まれのスターはさらにチーム内の序列を下げてしまった。
スパーズのプレシーズン・ツアーの遠征メンバーから外れた4人の選手のうちの一人であるレギロンは、現在もハリー・ウィンクスとともに試合で招集メンバーからも外れたままだ。ジオバニ・ロチェルソとタンギ・エンドンベレは、ビジャレアルとナポリにそれぞれローンで退団したが、スパーズはこれからレギロンとウィンクスを木曜日の英国時間23時(日本時間の金曜朝7時)の移籍マーケットの期限までに退団させる必要がある。
7月末にイスラエルでコンテは、ASローマと対戦するための遠征に不在だった4人についてのクラブの計画を明かした。
「クラブと話をし、選手たちには来シーズンのプランについて知らされていると思う。彼らは本当に優れた選手たちだし、クラブも私も、彼らはレギュラーとして試合に出るに値すると考えている。そのため、彼ら選手たちはここにはいないんだ」
ノッティンガム・フォレストへの移籍も噂されるレギロンは、これまでにトッテナムで67試合に出場し、2ゴール、9アシストを記録している。