デフォーは決定力のあるゴールゲッターとして名を馳せたが、彼は選手たちに自身が得意としたファイナルサードでの脅威となる本能的な動きとフィニッシュを教えられるかどうかわからないと語っている。
「本能的な動きや何も考えずにできることを、教えられるかどうかはわからないね。『なぜ、あんなことをしたんだ』と言われても、自分でもわからないことが多いんだ。直感だよ。即興でやってるのさ。ボールがどこに行くか、ゴールキーパーが弾いてボールが跳ね返ってくるのかが、分かってしまうんだよ」
「適切なポジションに適切なタイミングで入っていくんだ… そういうのは、生まれつきかもしれないね。でも、フィニッシュや動き方、適切なエリアへの入り方などは、選手に教えることができると思うんだ。毎日練習していれば、もちろん上達すりよ。両足を鍛えてね。そういうことだよ」
スパーズに戻って「自分の声を見つけたい」と語るデフォーは、選手としての実績がこれからのコーチとしてのキャリアではほとんど意味をなさないことを自覚しながらも、キャリアの次の段階に向けて完璧な場所にいると考えている。
「実際の試合でどれだけ長くプレーしたか、どんなレベルでプレーしたかは関係なくて、監督になるということは(選手のキャリアとは)全く別物だってことは理解している。俺にとって、それはただのエゴであって、ただ実直に学んでいくしかないんだ」
「もちろん、トッテナムはそのスタート地点として最高の場所だ。故郷に帰るようなものだからね。人生の新しい章になるわけだし、楽しみだよ」
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