Football London/Alasdair Gold
トッテナム・ホットスパーの若きディフェンダーには、今夏、英国内と国外のクラブが興味を示し、クラブを離れる可能性がある。
ジャフェト・タンガンガが今夏トッテナム・ホットスパーを退団する場合、第一希望はACミランへの移籍だとfootball.londonは理解している。
スパーズのアカデミー出身である23歳のタンガンガは、これまでクラブで43試合に出場しているが、ここ数シーズンは、試合に出られるようになった矢先に不運なタイミングで怪我をしてしまい、出場機会が減ってしまった。トッテナムの最近の2試合ではベンチ入りしていたが、今夏バルセロナからローン移籍してきたクレマン・ラングレにより序列が下がっている。
また、ACミランやノッティンガム・フォレストなど、トッテナムからタンガンガの獲得を狙うクラブがあり、本人の第一希望はセリエAのミランである。
タンガンガの移籍をめぐっては、スパーズとミランの間で事前交渉が行われてきたが、ミランはセンターバックの買取オプションを盛り込みたい意向であり、一方のトッテナムは2500万ユーロ（2100万ポンド）の買取義務を求めていることがネックになっているとみられている。
ミランで成功を収めたイングランド人ディフェンダーがイングランド代表フィカヨ・トモリだ。彼は1月にチェルシーから2400万ポンドでミランに加入し、今月、ミランと新たに5年契約を結んだが、タンガンガは彼の辿った足跡に続くことができると感じているのかもしれない。
イタリア方面の移籍報道はスルーだったAlasdair Goldが、ようやく情報を掴んだということで、かなりの交渉の進展がうかがえるね。
そして、もしタンガンガが移籍するのであれば、トッテナムはアントニオ・コンテの明確な要求に従い、代わりとなる新たなセンターバックを獲得しなければならない。
スパーズのヘッドコーチは土曜日のウルブズ戦の勝利後、次のように語っていた。
「このチームはこのメンバーで行くし、もし誰かがいなくなれば、別の選手を補強しなければならない。このことは、誰にとっても明確でなければならないんだ。そうでなければ、我々はこのチーム戦力を維持し、この選手たち、このチーム戦力で道を歩み続けることになる」
「しかし、もし誰かがいなくならなければならないのであれば、別の選手を獲らなければならない。これは私にとっても、クラブにとっても非常に明確なことだが、我々はこの点で完全に同意しているよ」
