アントニオ・コンテが補強を明言、ターゲットとなるアンソニー・ゴードン、ロリスとソンの喧嘩、やたらと出たがるタフなロメロ

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コンテのウイングバック

コンテは、ウルブズ戦の後半にようやく自分の知っている「本来のイヴァン・ペリシッチ」を見たことを認めている。

この経験豊富なクロアチア人は、土曜日に先発デビューを果たしたが、前半は低調に見え、サイドを走るウルブズの選手たちのペースに苦戦を強いられた。前半にピッチに立っている間の唯一の活躍は、ケインにクロスを送り、ホセ・サが守るゴールにループ気味のヘディングシュートを放ち、ゴール左上隅を強襲したことだ。

プレミアリーグのスピードは、33歳の選手にとって最大の要調整事項となるだろうが、後半にはそのスピードに慣れてきたように見えた。スパーズの自陣ボックス手前で重要なタックルを決め、ピッチを押し上げ続け、ソンのコーナーからケインへとフリックして流し、そこからヘディングシュートが決まった。イングランド代表キャプテンへのここ2試合で2アシスト目となった。ペリシッチは、自らの巧みなプレーでそのゴールに繋がるコーナーを獲得していたのだ。

ペリシッチは、交代するまでの5分間、足を押さえているように見えたが、その後、ベンチでフィジオが様子を診に来た。クロアチア代表のペリシッチは、周囲の予想より早くふくらはぎの重傷から復帰したが、以前のふくらはぎの負傷は右足だったのに、土曜日は左足を気にかけているように見えたのには留意したい。

試合後のコンテはその負傷については言及せず、一方でペリシッチに代わって出場したライアン・セセニョンを称賛していた。この22歳のウィングバックは、フィットネスを維持し続けることができれば、チームメイトとローテーションしながら多くのプレー時間を手にすることができるだろう。

試合後にコンテは次のように語っている。

「ペリシッチは前半は苦労していたが、(後半は)他の選手と同様にとても良くなった。私はインテルから知っているイヴァン・ペリシッチの姿を見たよ。インテルで一緒だった時のね」

「我々にとって、彼は非常に重要な選手だ。なぜなら、素晴らしい経験を持つ選手にだからだよ。過去に多くの勝利を収め、重要なチームでプレーしてきた選手だ。彼は経験をもたらすことができる」

「それとライアン・セセニョンのインパクトには本当に満足しているよ。今シーズン好調なセスにとって、イヴァンのような選手がそばにいることはとても重要だ」

「セスの前には素晴らしいキャリアが待っていて、それはイヴァンも他の選手と同じだと思う。前半は苦労し、後半は大きく成長した。イヴァンも他の選手もそうだが、前半から後半で同じようなプレーを見せてほしいね」

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