Football London/Alasdair Gold
アントニオ・コンテはトッテナムとの将来を見据えており、イングランド代表キャプテンと共にこれから何年もこのクラブで戦っていきたいと考えているようだ。
アントニオ・コンテは、football.londonに対し、クラブが現在の道を歩み続けるなら、長期に渡ってトッテナムの指揮官を継続することに「問題はない」と語り、その場合はハリー・ケインと共に戦いたいと語った。
昨シーズンのコンテは、スパーズでの将来に関する質問への回答をはぐらかし、ある時点ではシーズンの最後まで指揮を執り続けないかもしれないとさえほのめかすこともあったほどだった。しかし、夏になると、彼はクラブが示した将来への野心にすぐに納得し、6人の新戦力の加入も相まって、フットボール部門のマネージングディレクターであるファビオ・パラティチとともにクラブと歩調を合わせることにしたのだ。
コンテはスパーズの韓国、グラスゴー、イスラエルへの夏のツアー中、常に満足げな表情を浮かべており、金曜日にテルアビブでは「このチームと何年も仕事をすることを考えている」と発言し、トッテナムのファンを興奮させた。
土曜日、イスラエルのハイファでジョゼ・モウリーニョが率いるローマに1-0で敗れ、スパーズの夏の親善試合を締めくくった。そこで、「もしクラブから新しい契約のオファーが合った場合はどうするのか?」を尋ねられたコンテは、自身が契約にとらわれる男ではないとしながらも、新たに契約を結ぶには興奮を感じる必要があると語った。そして、現時点で彼はトッテナムにとても興奮しているのだ。
コンテはスパーズとの現在の契約がもう1シーズン残っており、さらに双方が同意すれば1年間延長するオプションがある。
「正直なところ、私のキャリアにおいて、契約は重要ではなかったんだ。1年、2年、3年という契約期間は必要なかったんだよ。クラブにとっては重荷にもなり得るからね」
「私は幸せだよ。ハッピーさ。我々は一緒に本当によく働いているからね。多かれ少なかれ、契約の1年で状況が変わるということはないんだよ」
「確かに我々は向上し続けたいと思っているし、このクラブにとって重要なものを築きたい。このアイデアで今のやり方を継続する場合、私がトッテナムで続けていくことは何の問題もない。私は居心地が良いし、選手たちのことが好きだし、パラティチとダニエル ・ レヴィと良い関係を築いているからね」
「私は、お金のために契約を結ぶ監督ではないと、繰り返し言っているんだ。その必要はない。現時点で、私はお金を必要としない。私には監督としての役割に対する熱意と情熱が必要なんだよ」