欠場選手と韓国のコロナ・ルール
この試合では、スパーズの5人の選手が欠場だったのだが、そのほとんどが現地で配布されたメンバー表の交代要員に含まれていたため主催者を大いに混乱させた。
インテルでのセリエA最終節でふくらはぎを痛めたイヴァン・ペリシッチは、ボールワークを間もなく開始する。昨シーズンは48試合に出場し、そのほとんどが先発で90分の出場で、10ゴール、9アシストしたこの超健康体の33歳は、コンテの武器として大きな存在となりそうだ。
また、ベン・デイヴィスとデヤン・クルゼフスキは、この日、他の選手よりも早くピッチに登場し、フィットネスコーチと一緒にピッチを長く走り込みを行い、この試合に参加しないことがすぐに明らかになった。
2人とも、ランニングの合間の短い休憩で疲れ切っているように見えたが、チームがウォームアップに出てくる間に、決められた量をこなしたようだ。
そして、イヴ・ビスマとフレイザー・フォースターだ。韓国のコロナ・ルールは依然として厳しく、入国するには到着時の検査と、到着後72時間以内にPCR検査を受けなければならない。
新加入の2人は、この到着時の検査で陽性反応を示した。韓国のルールでは、彼らはその陽性結果が出た日から7日間、チームのホテル内で隔離する必要があるが、それに従わうとなれば、チームが英国に戻る日曜日よりも後に2人は英国に戻ることになる。
特にビスマにとっては、これから数日間、フィットネスに励むだけでなく、試合に出場して研ぎ澄ますこともできなくなるわけで、理想的なプレシーズンの準備とはいえない。この25歳のマリ代表ミッドフィルダーは、月曜日のトレーニング・マッチでは調子が良さそうだったが、来週、チームメイトと再会するためには、部屋で待機しなければならないだろう。