リシャルリソンの実力、コロナ陽性の2人の最新情報、コンテ流の選手のアップグレード方法

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Football London/Alasdair Gold

韓国プレシーズン・ツアーで、トッテナムがチームKリーグに6-3で勝利した試合を5つのトピックで振り返る。

いつもと違う雰囲気

6万4100人の観客が、決して静かな試合にはならないことを保証してくれたことで、この試合はかなり異質なものとなった。

韓国のサポーターは熱狂的で、英国人ファンから見れば些細なことであっても、彼らは常に食い入っている観戦ぶりだったのが印象的だった。

ソウル・ワールドカップ・スタジアムの場内アナウンサーは、シュート、セーブ、時には基本的なプレーをこなした時でも選手の名前を呼び上げるなど、試合全体の流れの中でその役割を果たした。例えば、後半にピエール・エミール・ホイヴィアがスライドタックルをして、ボールを外に出した。突然、スピーカーから彼の名前が発せられ、観客全員が拍手をした。選手へのリスペクトが感じられ、他の国のフットボール観戦とは一線を画していた。

ドリブルやタックル、パス回しに歓声が上がることで、選手たちのテンションが上がるのは当然だろう。チームKリーグの選手たちは皆、自分たちの力を存分に発揮しようとしているし、シーズン半ばでよりフィットしてシャープになっているので、この試合ではより多くのエネルギーが注入され、最終的には両チームに9ゴールが生まれた。

また、気迫のこもったタックルも見られ、その多くはダビンソン・サンチェスによるものと思われたが、彼はその持ち場で奇妙な夜を過ごすことになった。前半には、彼の守備での対応にダイブしたと思われるKリーグの選手を突き飛ばし、リプレイを見直すとPKが与えられても不思議ではないプレーだった。また、チームKリーグの元日本代表の天野純による3ゴール目につながるフリーキックを与えてしまったのもサンチェスだった。

サンチェスはともかく、アントニオ・コンテにとっては良いトレーニングになり、ほとんどの選手たちが45分間、またはそれ以上のプレー時間を得た。スパーズのボスであるコンテ自身も、ファンの注目を浴びることになった。

試合中にダグアウトにいる彼の姿が大画面に映し出され、観客がどよめく場面もあった。しかし、2度目に映し出されたときには、コンテがスクリーンを見てから手を振り、さらに観客を熱狂させた。

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