ビスマとフォースターにとって、トッテナム入団の興奮が早々のタイミングでの挫折に見舞われた。2人は、ソウルにあるチームが宿泊したホテルという豪華な場所にいるとはいえ、隔離を強いられ、フィットネス器具を部屋に置くことで体調の維持に努めている。
特にビスマにとって、この一週間、コンテが指導するトレーニング・ピッチに立って、フィットネスの向上に努めることの意味は大きかったことだろう。この2人は、6-3で勝利したチームKリーグ戦と、土曜日に水原ワールドカップ・スタジアムで行なわれ1-1の引き分けに終わったセビージャ戦を逃したのだ。
2人は火曜日の夕方に英国に戻り、水曜日にホットスパー・ウェイで他の選手と合流する予定だ。
ビスマは、流行初期にコロナに感染して以来2度目の感染であり、フォースターは初めての感染となる。
今シーズンもコロナの影響を受け、特に新型のウイルスが絶えず出現しているため、フットボール界では欠場が相次ぐだろう。特に、最高のスタミナ・レベルを必要とするトップレベルのアスリートにとっては、このウイルスの長期的な影響も監視する必要がある。
スパーズが新らたな契約を締結する前に、ウイルスが引き起こすリスクを軽減するためにワクチン接種を要求するクラブの1つであるとfootball.londonは理解している。つまり、ワクチン接種済みでなければ、スパーズへの加入は成立しないのだ。
コロナがスポーツ界にどのような変化をもたらすのか、また、医療や倫理面はもとより、契約や保険、数百万ポンドの資産をめぐる主要なビジネス上の決断にどのような意味を持つのか、興味深いところである。
昨シーズンはコロナが原因でヨーロッパ戦からの敗退を経験しただけに、可能な限りを同じ轍を踏まないようにクラブの管理体制を強固にしてほしいね。
