「今日は、多くの選手が少し疲れていたようだったね。毎日、都度都度のセッションに参加するとなると、簡単なことではないが、私にとっては少し疲れた状態だからこそ、難しい中で協力し合って結束を高めていかなければならない点が良いことだ。今日はセビージャとの実戦で、いい手応えがあったと思っている。真剣勝負だったね」
「これからロンドンに戻り、2日間の休養の後、再びダブルセッションからスタートし、レンジャーズとのタフな試合に備えるよ。今シーズンの開幕に向けて良い準備をしたいので、戦術面やフィジカル面のトレーニングは続けていくよ」
「今日の試合では、相手チームが高いプレッシャーをかけてきてくれたこと、そしてしっかり走ってくれたことが嬉しかった。危険なボールを失ってしまうことが何度かあったので、ポゼションを向上させなければならないのは確かだが、疲労を感じ始めているのだから仕方がないことだね」
「同時に、疲労を感じているときにこのような試合をすることは非常に重要なんだ。今日のような試合は、チームを強化し、メンタリティを強化するのに役立つだろう。セビージャは非常に強く、彼らは真剣勝負をしてくれて、我々も同じ姿勢で戦ったからね」
これでトッテナムの選手たちは、日曜日と月曜日にコンテの過酷なセッションから解放されたことに感謝するだろうが、火曜日には問答無用でホットスパー・ウェイのピッチに戻り、ジャン・ピエロ・ベントローネと彼の同僚のフィットネスコーチが、選手たちを限界まで追い込み続けることになる。
そして、この1週間をエンフィールドのトレーニング施設でトレーニングに励んできたクレメン・ラングレもコンテが率いるチームに合流する予定だ。ジェド・スペンスも公式発表があれば合流することになるだろう。
韓国ツアーは、トッテナムにとってフィールド内外で大成功を収めた。コンテは過去にプレシーズンツアーの後に不満を漏らしたことがあるが、今回はチームのトレーニング、試合でプレーする時間、そしていつどこで特定の選手がスポンサーやファンのイベントに参加し、セッションの間に最適な回復期間を確保できるかを綿密に計画したのだ。
それがうまくいったかどうかは、8月6日以降、すぐに明らかになるだろう。
今回のツアーのスケジュールについて、コンテがトレーニング以外のイベントにも計画に参加していたというのは、クラブとの連携が上手くとれている証だね。