コンテのスペンス欠場の決断、マット・ドハティの示唆、リシャルリソンを愛する理由

この記事は約9分で読めます。

クリスティアン・ロメロも、信じられないような守備と無秩序な突進の狭間で、ぎりぎりのところで踏ん張り続けている。

コンテはまだピッチの特定のエリアで決断を下す必要がある。特に、ラングレはドリブルで前進し、ロメロが待ち構えたゴール前にクロスを上げたことで、来週末のサウサンプトン戦で3バックの左で先発メンバーの座をベン・デイヴィスとの争うことになり、コンテに考える材料を与えただろう。

「ラングレについては、個性的な選手が入ってきてくれたのでうれしい限りだよ。我々は、プレーする選手、個性的なプレーをする選手、フットボールをするクオリティを持った選手、攻撃的な選手を必要としているんだ。ポジティブだったね」

「ベン・デイヴィスが回復したのはポジティブなことだ。あと1週間、足首に痛みを感じずにプレーできるようなベスト・コンディションに仕上げるために、今日はリスクを負いたくなかった。今はまだ少し痛みを感じているようでね。彼は今日もプレーできる状態だったが、リスクを冒したくはなかったんだ」

ダビンソン・サンチェスは、前半はスパーズの最高のディフェンダーとして、再びセンターバックの左に入ったが、攻撃的な役割で貢献できなかったため、ハーフタイムに交代することになった。

ピッチの中央では、イブ・ビスマがコンテの要求するフィットネスと彼本来のキレを取り戻すために、まだ鍛錬を必要としている。特に今月、コロナを患ってしまっただけに、苦労をしていそうだ。オリヴァー・スキップはプレミアリーグ開幕戦に復帰する見込みだが、ピエール・エミール・ホイヴィアとロドリゴ・ベンタンクールが来週の土曜日、中央でコンビを組むことになりそうだ。

そして、右ウイングバックのジレンマもある。プレシーズンの4試合を通して、コンテは3人の異なる選手を先発させた。エメルソン・ロイヤル、ルーカス・モウラ、そしてマット・ドハティだ。

マット・ドハティは、膝の怪我から復帰したのがプレシーズンを開始する直前だったこともあり、この夏はほとんど起用されていなかった。ドハティは他の選手より1週間早くホットスパー・ウェイに戻り、コンディションを取り戻すための調整に努めた。

ドハティは、膝を完全に回復させるために、痛みを伴う怪我の後遺症に悩まされながら、調整を続けている。

ドハティは韓国で次のように語っていた。

「走り始めれば、それなりの体調になるものだけど、今の自分は大丈夫だと思う。膝には少し時間が必要かもしれないけど、それは普通のことだからね」

この記事を評価する
タイトルとURLをコピーしました