今晩のホーム最終戦、アストンヴィラ戦のマッチデープログラムに、クラブのダニエル・レヴィ会長がサポーターへのメッセージを寄せています…
親愛なるサポーターの皆様へ
まずは、時に打ちのめされ、困難さに直面し、そこから立ち直る力を求められた1年間を経て、皆様と皆様の大切な人たちが健康であることを願い、私のメッセージを始めさせていただきます。
私たちは、パンデミックが発生する前の至福に満ちた日々をこれから取り戻すことを望んでいます。今日がその素晴らしい一歩であり、皆様が集い、ホーム・スタジアムに戻って、90分間チームを応援する機会を得ることになりました。
今シーズンは、様々な理由により、ピッチ上では期待に応えられませんでした。2019年6月のチャンピオンズリーグ決勝で敗れて以来、私たちは2億5000万ポンドを超える資金を新戦力の補強に投入してきました。誰もが私たちが揃えたチーム戦力に大きな期待を寄せていました。残念ながら、12月にプレミアリーグの首位に立ったにもかかわらず、この地位を維持することができませんでした。カラバオ・カップでは決勝に進出しましたが、ヨーロッパリーグでは残念ながら敗退し、過去15シーズンのうち14シーズンをヨーロッパの舞台で戦ってきましたが、今もまだヨーロッパ戦の出場権を懸けて戦っています。
新スタジアムは、チームへの投資に充てる収益を生み出すために極めて重要な役割を果たします。このスタジアムで得られた収益は、1ペニーも残らずクラブに再投資されます。
私たちの野心の中心は、フットボールチームの成功であり、それは間違いなく私たち全員が切望しているものです。過去7シーズンでその成功に少しずつ迫ってきており、全員がチャンピオンズリーグの常連チームに戻ること、そして栄冠を懸けて戦うことに集中しています。
何度も言ってきましたが、今一度言います。私たちの取り組みのすべては、クラブの長期的な利益のためです。私はこれまでも、そしてこれからも、クラブとファンのために野心的であり続けます。
クラブとしては、スタジアムの建設とパンデミックの影響への対応に注力してきたため、私たちの優先すべきことや、私たちのDNAを見失っていたように思います。地域コミュニティやNHS(英国国民保健サービス)での活動は、私たちが正しいことをしている事例ですが、私たちのしてきたことのすべてが正しいわけではありませんでした。でもそれは、私たちがファンの皆様を大切にしていない、尊重していないからではありませんし、そこに真実はありません。
クラブ諮問委員会を設立することを発表しました。この委員会は、幅広くから真の代表者を専任し、ファンがクラブの決定の中心にいることを保証するものです。委員長は、プレミアリーグのクラブとしては初めて、完全な議決権を持つ非常勤役員として毎年任命されます。