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【インタビュー全文】デゼルビ、トッテナムの監督就任初インタビュー。残留への覚悟とグリーンウッド発言への謝罪

【インタビュー全文】デゼルビ、トッテナムの監督就任初インタビュー。残留への覚悟とグリーンウッド発言への謝罪

トッテナムの新ヘッドコーチに就任したロベルト・デゼルビが、5年契約締結後、初となる公式インタビューに応じた。イタリア人知将は、一部のファン団体から反発を招いていた過去の言動について、母国語であるイタリア語を用いて丁寧に謝罪。同時に、降格の危機に瀕するチームを救うための具体的なアプローチと、カテゴリー不問で再建を担う覚悟を表明した。ドレッシングルームの変革を予感させる、新指揮官の言葉を漏らさず記録する。

✔ 過去のメイソン・グリーンウッドに関する発言を公式に謝罪。「暴力を軽視したことは一度もない」

✔ 2031年までの5年契約にサイン。「来季、何があってもトッテナムの監督であり続ける」と断言
✔ 「短期的な優先事項は順位を上げること」。サンダーランド戦だけに集中する姿勢を鮮明に
✔ 哲学よりも今は「勝利」。11人全員での攻撃と守備を徹底し、選手たちの自信回復を誓う

🎙️新しいヘッドコーチに就任した今の気分は?

デゼルビ:ここにいられて非常に幸せで、誇りに思う。トッテナムを世界で最も重要なクラブの一つだと考えているから、とても嬉しい。大きな責任があるが、私にとって大きな挑戦だ。トレーニングを開始し、選手たちと共に働き、試合に勝つことを楽しみにしている。特に最近の試合を多く分析しており、選手たちのことはよく理解している。私はフットボールを愛しており、週に何度も試合を観ている。トッテナムにとって厳しい時期であることは分かっているが、この難局を乗り越えるための資質は十分に備わっているはずだ。選手たちを信じている。自分たちが本来どのような存在であるかを思い出す必要がある。素晴らしい選手たちが揃っているから、彼らの自信と質を向上させるために働かなければならない。彼らは自分たちがどのような選手であり、何に長けているかをピッチで示すべきだ。

🎙️これからの過酷なスケジュールについてどう考えているか?

デゼルビ:今はサンダーランド戦だけに集中すべきだと考えている。ブライトンやウルヴァーハンプトンといった先のスケジュールについては話したくない。一試合ずつ、勝つための準備を選手たちに施し、その試合のことだけを考える必要がある。我々は勇気を持ってプレーしなければならない。私がこの挑戦を引き受けたのは、選手たちに大きな自信を持っているからであり、トッテナムの歴史が持つ明確なスタイルを信じているからだ。

🎙️サポーターへのメッセージは?

デゼルビ:残り7試合、特に今の状況において、ファンの存在は決定的に重要だ。我々は一つにならなければならない。ファンは選手たちのそばにいて、彼らを助ける必要がある。そして選手たちは、ファンがピッチで見たいと願っている満足感を与えるために、正しいメンタリティと態度を示さなければならない。このシーズンを乗り越えれば、我々は将来的に偉大な存在になれると信じている。

🎙️マルセイユ時代のコメントを懸念しているファンがいるが、伝えたいことはあるか?

デゼルビ:明確にしたいのでイタリア語で答えさせてほしい。
(ここからイタリア語で回答)私は女性に対する暴力や、より広くあらゆる人への暴力を軽視したことは一度もない。人生を通じて、私は常に社会的弱者やリスクにさらされている人々の側に立ってきた。私をよく知る人なら、試合に勝つためやタイトルを獲るために信念を曲げるような人間ではないと分かっているはずだ。もしこの件で誰かの感情を害してしまったなら申し訳ない。私には娘がおり、こうした問題には常に非常に敏感だ。時間が経てば、人々が私の真意を理解してくれると信じている。あの瞬間に、特定の立場を表明するつもりはなかったのだ。

🎙️あなたのフットボール哲学について教えてほしい。

デゼルビ:今は自分の哲学について語るべき時ではないと思う。シーズンの終盤にここにいるのは、試合に勝たなければならないからだ。フットボールにおいて、プレースタイルや戦術的な配置は重要だ。メンタリティも重要であり、選手たちが最高の精神状態に到達できるよう手助けしたい。私が5年契約にサインしたのは、これが大きな挑戦だからだ。来シーズン、何が起きても私はトッテナムの監督としてここに留まる。私はボールを保持し、チャンスを創ることを愛している。同時に、ボールがない時は11人全員がディフェンダーになる必要がある。今の時代、ゴールキーパーを含めた11人で攻撃し、11人で守らなければならない。今は多くの原則を教え込む時間はないが、ピッチ上で何をすべきかは把握させる。ボールがある時も、ない時も、組織化されていなければならない。幸運にもここには大きな才能を持つ選手たちがいる。私の仕事は彼らの質を引き出すことだ。

🎙️フットボールを愛していることについては?

デゼルビ:何度も言っているが、フットボールは私の人生であり、人生はフットボールだ。それは私の仕事だからだ。フットボールが私にすべてを与えてくれたから、この競技を尊敬している。私にとってこれは本当の意味での仕事ではなく、情熱だ。家にいてもフットボールを観るし、仕事をしていても観る。何も変わらない。今のトッテナムは私のキャリアでおそらく最も重要な挑戦だ。自分の特徴、情熱、ビジョン、そして知識を持ってこの挑戦を始める準備はできている。

記事解説

倫理的対立への正面突破:母国語でのアプローチ

デゼルビが就任直後に直面した障壁は、戦術浸透の遅れではなく、メイソン・グリーンウッドを巡る過去の言動に対するファンの不信感であった。この質問に対してのみ彼がイタリア語を選択し、「暴力を軽視したことは一度もない」と明言したことは、言葉への重みを持たせる重要なた意味を持つ。自身に娘がいるという個人的な背景を明かしつつ、一部のサポーター団体が展開していた反対運動に対し、真っ向から対話を試みた姿勢は、組織のアイデンティティを尊重しようとするリーダーとしての第一歩と言える。

ただし、このパートを含めてインタビューを通じて終始、足を組んだ姿勢で語ったのは、日本人特有の感性かもしれないが違和感を覚えた。トーマス・フランク体制で、徐々にメディアやファンによる「粗探し」が加熱し、それも体制の終焉を後押しした経緯からも、クラブのメディア・チームが関与する重要な場面では、万全の注意を払ってもらいたい。

「カテゴリー不問」の誓い:5年契約に込めた覚悟

「来シーズン、何があってもここに留まる」というデゼルビの断言は、残留圏まで1ポイント差という極限の状況において、選手たちから「言い訳」を奪う冷徹な宣告だ。もし降格した場合に契約解除となる腰掛けの就任であれば、自信を喪失した選手たちに新たなインテンシティは生まれない。しかし、2031年までの超長期契約を盾に、未来を確約したリーダーが最前線に立ったことで、チームはカテゴリーを越えた運命共同体となった。ロイ・キーンが認めた泥臭い闘争心に、デゼルビの緻密なポゼッション理論をいかに短期間で融合させられるか。哲学よりも勝利を優先するとした現実的なスタンスは、パニック状態にある陣容を落ち着かせるための、冷徹かつ合理的な羅針盤となるはずだ。

情報元:Every word Roberto De Zerbi said with apology for Mason Greenwood comments and Tottenham future clarity – football.london